Web制作者を悩ませる「ホーム」なのか「トップ」なのか問題について調べてみた
ウェブサイトを制作する際、グローバルナビゲーションやパンくずリストで、ウェブサイトのインデックスページに戻るハイパーリンクの表記を「トップ」にするのか、それとも「ホーム」にするのか悩んだご経験はありませんか。
一般的に「トップページ」と呼ばれることが多いので「トップ」のような気もしますが、ウェブサイトの下部から最上部までスクロールさせるような挙動をするボタンも「トップに戻る」と表現することがあるため、紛らわしいと思われる可能性もあります。
そこで今回は、日本でアクセス数が多いと思われるウェブサイトや有名企業では、どのように表記しているかを調べてみました。
Yahoo!JAPAN
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6221844
Yahoo!ニュースのグローバルナビゲーションに「トップ」と言う表現を発見しました。
YouTube
https://www.youtube.com/user/Googlehelp
家のマークのアイコンに合わせている関係なのでしょうか。ハンバーガーメニューをクリックすると「ホーム」という表記になっています。
FC2
サイト上部のメニューに「FC2トップ」という表記を見つけました。
楽天
http://www.rakuten.co.jp/category/garden/
日本のネット通販では楽天やアマゾンが最もアクセスのあるウェブサイトだと思います。楽天の場合は「トップ」という表記をパンくずリストに見つけました。(アマゾンにはどちらの表記も見つけることができませんでした)
アメーバブログ
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa
アメーバブログの場合、独自でグローバルナビゲーションを設置することができるので、そちらには「ホーム」と記載している場合(市川海老蔵さんのブログなど)もありましたが、基本的には「ブログトップ」と表記されています。
Naverまとめ
https://matome.naver.jp/odai/2147999197867958001
Naverまとめでは、パンくずリストに「まとめトップ」と表記されていました。
価格.com
価格.comでは「ホーム」という表記がパンくずリストにありました。
DMM
DMMの場合は「トップ」という表記がグローバルナビゲーションにありました。
はてな
http://hatenacorp.jp/information/
ウェブ業界の方には馴染みのある、はてなではグローバルナビゲーションに「トップ」という表記がありました。
2ちゃんねる
インターネット最大級の掲示板である2ちゃんねるでは英語表記ですが「トップ」でした。
食べログ
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26027284/
グローバルナビゲーションやパンくずリストに表記は見当たりませんでしたが、店舗詳細ページでは「店舗トップ」と表記してありました。
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO09816170S6A121C1000000/
日本経済新聞ではグローバルナビゲーションに「トップ」と表記が。Yahoo!ニュースと同じニュースサイトですが、表記も同じですね。
SUUMO
http://suumo.jp/edit/simulator/
パンくずリストに「トップ」という表記を発見しました。
クックパッド
http://cafe.cookpad.com/topics/30735
女性からの支持されているクックパッドでは、みんなのカフェという掲示板に「トップ」という表記が。
トヨタ自動車
日本で最も売上高のトヨタ自動車では「ホーム」と表記になっていました。ウェブサービスと企業ホームページで、トップやホームという表記の比率が変わってくるのかもしれません。
電通
http://www.dentsu.co.jp/vision/greeting.html
電通は英語表記ではありますが「ホーム」でした。
日本郵政
日本郵政でも「ホーム」の記載。
NTT
http://www.ntt.co.jp/gnavi/index.html
NTTのホームページでも「ホーム」です。タイトルタグにもHOMEとあります。
まとめ
Google関連のウェブサイトでは、そもそも「トップ」や「ホーム」に戻るという表記が一切無かったり(家のマークのアイコンはありました)、ウェブサービスに知名度がある場合、例えば食べログではトップやホームのことを「食べログ」と表記してあるようなことがありました。
アクセス数の多いウェブサイトでは「トップ」が多いような印象でしたが、大手企業さんでは「ホーム」という表記が多く、調べてみた結果どちらにすべきと結論付けられるような結果にはなりませんでしたが、ウェブサイトを制作する際の参考に少しでもなれば幸いです。
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