WEB担当者は必読!2015年もっとも注目されている集客手法「コンテンツマーケティング」って?

インターネット集客 最終更新日:2020/02/14 公開日:2015/02/13

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WEB業界で「コンテンツマーケティング」という言葉を最近よく目にするようになりました。どれくらい注目されているか参考までにGoogleトレンドに入力してみると・・・

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2012年ごろから誕生し、2014年ごろから飛躍的に注目度を高めているのがわかると思います。

当社のお客様からもコンテンツマーケティングについてお問い合わせをチラホラいただくようになってきたのですが、どうも「コンテンツマーケティング=SEOのなにか」というような少し間違った捉え方をしていらっしゃる方が多いように感じます。

そこで今回はコンテンツマーケティング初心者の方にわかりやすくコンテンツマーケティングについて解説していきたいと思います。

コンテンツマーケティングって?

そもそもコンテンツマーケティングとは、なんなのでしょうか。英語版のwikipediaでは次のように定義されています。(日本語版はありませんでした。)

Content marketing is any marketing that involves the creation and sharing of media and publishing content in order to acquire and retain customers. This information can be presented in a variety of formats, including news, video, white papers, e-books, infographics, case studies, how-to guides, question and answer articles, photos, etc.

まだ新しい言葉ですので、マーケティング専門の方々からすると色々な意見がありそうですが、私なりに意訳しますと、

コンテンツマーケティングとは、出版物や動画やニュースなど様々な形式のコンテンツで顧客と接触を持ち、既存顧客との関係を維持し続けたり、潜在的な客を見込み客へと変化させたりするという目的のマーケティング手法のこと。

ということだと思います。

これを見て「あれ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
そうです、実はコンテンツマーケティングはWEBに限定されたものではありません。コンテンツは、本でも動画でも、あるいは○○教室のような顧客への体験提供でも良いのです。

そしてここが重要なのですが、そのコンテンツは「広告として用意したコンテンツ」ではなく、「顧客と接触するためのコンテンツ」ということです。

また難しくなってしまいましたね。次は具体的に例を出して解説していきたいと思います。

コンテンツマーケティングの実践例

例えばあなたが下記のような状況だったとします。

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「今度、海水浴をするために沖縄に旅行に行く。旅の思い出を残すためにカメラが必要だが、今持っているカメラが古くなってきたので新しいカメラの購入を検討している。」

さてここで少し想像してもらいたのですが、カメラの購入の際あなたはいきなりメーカーサイトのホームページに製品を見にいきますか?

カメラにかなり詳しい人以外は、恐らくいきなりメーカーサイトには行かないと思います。大半の人は最近の売筋商品を調べたりなど、まず情報収集から入ることがほとんどではないでしょうか。

今回の事例は、旅行でしかも海水浴に行くという目的がありますので、

「防水 カメラ」
「耐久性 カメラ」
「防水 水深 カメラ」
「防水 カメラ 画質 綺麗」
「防水 カメラ ムービー」

などなど、少しでも自分にマッチしたカメラを探すために、様々な言葉で何度も検索することが考えられます。

実は、この段階のお客様に無償で有益な情報を提供し、何度も接触することにより、ファンになってもらおう、見込み客になってもらおう、というのがコンテンツマーケティングという訳です。

では、具体的にどのように接触するのかというと、

  • 防水カメラを選ぶ上で、どのような点に留意したら自分に合ったカメラを見つけられるのかという情報ページの公開
  • 実際に水深10メートルで撮影した写真のTwitterやInstagramへのアップ
  • 海水浴中に沖縄の珍しい魚を撮影した動画をYoutubeにアップ

といったコンテンツをインターネット上に用意することで、今回の状況のようなお客様と接触する機会を得られるのではないでしょうか。

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一見、回りくどいことをしているように思えるかもしれませんが、最初から「広告」として接触をされると、反射的に拒否反応を示してしまうことってありますよね?コンテンツマーケティングなら、そういったお客様も徐々に囲い込むことが可能なのです。

中小企業も積極的に取り入れたいコンテンツマーケティング

ここまでの話ですと、あたかも大企業が実践するマーケティングのような印象を受けるかもしれませんが、実は中小企業こそ積極的ににコンテンツマーケティングを展開するべきだと私は考えています。

理由その1:社名やサービスを知ってもらうことが出来る

サービスを選択する際、お客様の頭の中に会社名がインプットされていなければ、会社名で検索してもらえる可能性はゼロです。しかし見込み客に何度も接触することで、サービスや会社名をお客様の頭に刷り込むことができます。

理由その2:信頼を生むことが出来る

聞いたこともない会社のサービスを利用する際「本当にここの会社は大丈夫なのか」と考えることはよくあることだと思います。しかし最先端の情報や、有益な情報の公開を行うことで、まだ一度も依頼したことがない会社でも「信頼」を生むことができます。

理由その3:SEOに強くなる

SEOの重要な要素として、リンクを掲載して紹介してもらう、という手法が有効なのは周知の事実です。BtoBのビジネスでは特にそうですが、会社のホームページが自然な形でリンクを掲載されることは、ほぼありません。例えば、飲食店であれば「ここのお店のご飯美味しかった!」といった形でブログ等で紹介されることもあるかもしれませんが、例えば人材派遣会社が「ここの人材派遣会社が良かった」とは紹介されることはありませんよね。しかし会社のホームページのとある1ページに「誰でもわかる!2か月後に改正される労働者派遣法をわかりやすく解説!」という記事であれば自然な形で紹介される可能性がグンとアップします。

まとめ

コンテンツマーケティングは様々なメディアを活用することが出来ますので、その手法は無限大です。また今回ご紹介した顧客獲得といった要素以外にも、ブランディングなどの効果も期待でき、ここで全てを語り尽くすことは不可能です。

ここまでご覧いただいた方は既にコンテンツマーケティングが重要なマーケティング手法であることはご認識いただけたと思いますが、1つ大きな問題があります。

それは誰がやるか、そしてどのようにやるか、といった問題です。

しかしこの課題をクリアすることができれば飛躍的にビジネスを拡大できる可能性を秘めています。興味を持っていただけた方は、ぜひコンテンツマーケティング取り入れてみてください。

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