歯科医院ホームページ制作での集客ポイント!競合の多い歯医者業界でライバルを出し抜くホームページ作り!
「ホームページ制作」といっても業種によって集客(集患)のポイントは異なります。今回は「歯科医院」さんのホームページ制作のコツをお伝えします。
歯科医院は、全国に6万8千医院以上で、コンビニの1.5倍多いと言われています(平成24年)。競合が多い歯科医院業界にとっては、集患のために、今やWEBの力は必須ですね!
歯科医院のホームページ集客(集患)に必要な5つの情報
下記に挙げる5つの情報は歯科医院のホームページには必須です。
(1)来院してもらうために必要な情報
~迷わず来院してもらうために~
来院してもらうために、できればどのページからも迷わず情報が見えるような動線設計やレイアウトへの工夫が必要です。(全ページのサイドメニューやヘッダー、フッターに情報があることが多いですね。)
下記の情報は必須ですので、一度確認をしてみましょう。
【必要な情報】
●診療時間・休診日…診療時間や休診日は表にするとわかりやすいですね。お昼休みや休診日は診療予約ができない場合も、その明記があると親切です。
●地図…歯科医院の場合、来院は必須ですので地図があると便利ですね。
●アクセス方法…「△△の隣」や「○○ICから北へ100m」「□□駅○番出口から徒歩5分」など、おおよその場所を示してあると、患者さんは行きやすくなります。定期的に来院する地域の方を集患したいか、遠方からでも通うことがあるインプラントや矯正の患者さんを集めたいかで、記載内容が変わってくるので注意が必要です。
●駐車場の有無…車が必須の地域では車で通院できるかどうか、駐車場が無料か、駐車しやすいかどうかは知りたいところです。
(2)予約方法、電話番号
~予約電話をする患者さんの立場にたってみましょう~
歯科医院は予約をしてから来院するところが多いため、予約のための電話番号、受付時間を記載しましょう。
休診時間になると留守電になって、電話がつながらなかったり留守電になってしまう歯科医院がありますが、患者さんの予約の妨げになっていることもあります。できれば日中は電話がつながるといいですね。(休診時間に電話の応対が難しければ、電話番号の近くに必ず受付時間を書いておきましょう。)
(3)院長、スタッフ紹介
~よく見られるページが院長・スタッフ紹介ページ~
歯科医院のホームページのアクセス解析をすると、よく見られるページの一つに「院長、スタッフ紹介」のページがあります。
自分の大事な歯を任せる先生がどんな人なのか、相談しやすい雰囲気なのかどうか、治療の考え方などは知りたい情報です。CAREやCUREといった治療コンセプトをホームページでアピールすることも大事ですが、やっぱり患者さんが気になるのは、治療をしてくれる先生や相談にのってくれるスタッフさんです。
(4)料金
~自費治療の場合、他医院と料金を比較する患者さんが大半です~
矯正やホワイトニング、インプラントなど、自費の治療に力を入れている場合には料金を記載しましょう。
「患者さんによって治療費が異なるから…」、「他医院よりも料金が高いから…」といった理由で料金の記載をしない歯科医院さんもありますが、自費の診療の場合、治療費は高額になるため多くの患者さんは他の歯科医院と比較していることが考えられます。たとえ治療費が高くても、治療のコンセプトや取り扱い器具や機材に魅力があり、「なぜ高いのか」の理由があれば、十分集患につながります。また自費の場合、治療費が高額になるため、クレジットカード払いや分割払いなどが可能かどうかは重要です。可能な場合は表記をしておくといいですね。
(5)無料相談、カウンセリング
~気軽に予約してもらうための工夫を~
矯正やインプラントなど、治療に時間や料金がかかるものは、すぐに治療を行うのではなく、まずは医師に相談したいと考えている人が多いはずです。無料相談やカウンセリングが受けれるかどうか、実施する場合は、有料か無料か、内容も詳しく明記できると良いです。例えば、レントゲン、口腔内の写真撮影、カウンセリングルームでのご相談、所要時間などです。
法律にも注意が必要です
医療ですのでホームページの広告には注意が必要です。よく関わってくる注意すべき法律をご紹介します。
薬事法
薬事法による文章の表現の規制はもちろんですが、Before、Afterの画像による症例紹介も抵触するため、安易に掲載することはできません。
景品表示法
キャンペーンを行う場合には景品表示法が関わります。キャンペーンの期間や二重価格表示などの細かいルールがありますので、しっかりと調べた上での表記が必要です。
大事なのは患者さんの目線にたったホームページ制作
歯科医院のホームページ集客(集患)のポイントは、「患者さんの目線にたって情報を掲載すること」です。患者さんが知りたいこと、来院するために必要な情報は漏れがないように掲載しましょう。
今はスマートフォンからホームページを見る人が増えています。(弊社のお客様の歯科医院様の場合ですと、半数以上がスマートフォンからのアクセスです!) スマートフォンユーザーは、小さい文字は読みづらいですし、その場で地図を探す人もいるため、スムーズに地図アプリで開くようにしたり、タップすると電話できるようにしたりなどの工夫が必要です。
アクセスを集める方法はホームページだけではありません
今回はホームページ制作についてお話しましたが、歯科医院のWEB集患方法には下記のような方法もあります。
●SEO
「歯科 名古屋」「インプラント 栄」などのキーワードで検索した時に上位表示させる対策です。
●MEO
SEOと似ていますが、Googleで検索するとGoogleマップにA、B、C…と表示されて歯科医院が表示されるのを見たことありませんか。
歯科医院の場合、地域名をからめて検索されることがほとんどですので、Googleマップでの上位表示も必要です。
●PPC広告
GoogleやYahooに広告を貼る方法です。
●Facebookページ
Facebookページでファンになってくれた人に情報を配信することができ、友達経由でシェアすることができます。
●ブログ
歯科医院の日常を紹介し、先生やスタッフさんの親しみやすさをアピールしたり、矯正の豆知識や専門的な情報を紹介することでロングテールのキーワードで集客ができます。
●ポータルサイト
駅に近い歯科医院さんは「エキテン」、クチコミを見てから歯科医院を探す患者さんも多いため「デンターネット」など、審美歯科なら「ispot」など、アクセス解析をしてみると意外なポータルサイトからアクセスが多いことがあります。
これらに登録してアクセスを集めることも方法の一つです。
おわりに
色々な手法をご紹介しましたが、すべてが集患に必要な情報とは限りません。自院の強みや特徴や、ターゲットを理解した上で集患を行うといいですね。