どんな業界でも使える!ホームページで商品・サービスに安心感を持ってもらうための基本テクニック9選
ホームページでは多くの場合、購入やお問い合わせなど成果を求められます。そのためには様々な工夫が必要です。
今回は行動心理学などを利用しユーザーからの安心感や信用を獲得し成果に結び付けられるような、どんな業界でも比較的、簡単に取り入れられる基本的なテクニックをいくつかご紹介いたします。
資格や認定を取得している
トクホやPマークなど認定マークは一定の保証を約束するのでお客様に安心感を持ってもらうことが可能です。規約次第ですが、ウェブデザインに合わせてマークの色などを変えてみても良いかもしれません。また、技術力の証明をするために特許を取得することも一つの方法です。ただマニアックな技術の特許の場合、それがお客様にどういったメリットを与えるのか分かりにくくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
http://www.kao.co.jp/resesh/deodrantpower/
順位を付ける
何の領域においても一番であることはお客様に安心感を持ってもらうことができます。また、一番でなくても「業界トップクラス」といった表現方法も有効です。しかしランキング、売上、販売台数など、実測に基いていない場合にはリスティング広告に出稿することができなかったり、悪質な場合には消費者庁から注意が入ってしまうので気をつけましょう。
http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/lcc-yokoso
http://www.4r-energy.com/products/product1/lp.html
過去の販売数
「ご愛顧通算3億突破」や「○○人突破」といった過去の販売数や実績などは、みんながやっているなら大丈夫、という心理的効果(バンドワゴン効果)をもたらします。このテクニックのミソは、その数字が業界では実際に多いのか少ないのかお客様はわならなくても堂々とPRすることで、わざわざ数字を出すくらいだし凄いに違いない、と考えてもらえるラッキーな場合も多々あることです。このあたりは企業モラルが問われるところですね。
http://japangals.jp/lp/index.html
メディアでの紹介
ウェブはまだまだ新興のメディアですので、昔から影響力ある雑誌やテレビといった実績のあるメディアからの紹介でお客様に信用してもらえる可能性を上げることができます。ただし、実際に紹介されたテレビのキャプチャや、雑誌のスキャンなどをウェブに載せることで、様々な利権関係(肖像権など)からクレームや、訴えられることなどもありますので、気をつけましょう。
https://cp.finess.jp/pc_j005_n_t1_t_1
専門家による後押し
何かの病気や症状に効果があるような商品の場合、その分野の専門家や第一人者に後押ししてもらうことも有効な手段です。また専門家でなくても「国立大学と共同開発」といった研究が進んでいそうな組織名を使用することでも同様の効果を得られることが可能です。
http://www.ageclinic.com/agingcare/
http://www.ventuno.jp/lp/la/kaicho_k_004_/index.html
有名人も使っている
専門家を使うテクニックと近いですが、有名人がその商品やサービスを使用していることをお客様に知ってもらうことも有効な手段です。行動心理学ではハロー効果として知られている手法です。芸能人だけでなく、商品によってはアスリートを起用することもおすすめです。また実際に使用していなくてもイメージキャラクターとして有名人を起用しても良いでしょう。ただし有名であればあるほど、出演料は高くなり、また年間契約の場合、使用できる期間が限られてくるので費用対効果をしっかりと考慮する必要があります。知名度はあるのにテレビの仕事が減っている有名人や、特定の地域では高い知名度の有名人を起用するなどの工夫をすることもあります。
http://www.meiji.co.jp/sports/vaam/
ロゴを使う
サービスを既に利用している大手企業や行政機関のロゴを掲載することで「大手が選んだならセキュリティ面や技術面は大丈夫だろう」とお客様に感じてもらうことができます。場合によっては、「その業界では有名な企業」のロゴを掲載することでも同様の効果を得られることが出来ます。ただしロゴの使用には企業の許可が必要となる場合がありますので、事前にしっかり許可は取るようにしてください。
お客様の満足度・口コミ
行動心理学としてはウィンザー効果を狙った手法です。実際に商品を使ったお客様がどのような感想を持ったかを数値的に表すことで安心感を生み出すことが出来ます。また数値的でなくとも、お客様の感想などをテキストで掲載することも効果的です。ただしテキストの場合は自作自演を疑われてしまう心配もありますので、写真を一緒に掲載したり動画でも感想を話してもらったり、少しでも信用してもらえるための工夫も必要かもしれません。
http://www.suntory-kenko.com/contents/ad/40/lst/aojr/id_so/
http://www.femmy-c.com/lp2/nikibi/
従業員に登場してもらう
笑顔の人物を多用することで、こんなスタッフさんたちなら任せても安心だろう、という安心感を持ってもらうことができます。ただし、従業員が離職してしまった場合に、写真を差し替えなければならないというデメリットが考えられます。その他にも、小さい子供などの写真を使用することで安心感を覚えてしまうベイビーフェイス効果も有効な手段です。
https://conversion-labo.jp/lp/
まとめ
どれも基本的なテクニックで既に知っているものばかりだったかもしれませんが、「そういえば忘れていた」とか「これもPRできる材料だった」など、現行のホームページで活用されていなかった場合は、是非とも有効活用してください。