【保育園・幼稚園】おしゃれ・可愛い・魅力的なホームページ制作デザイン24選
目次
幼稚園・保育園の素敵なWebデザイン、集めました!
今回は、幼稚園や保育園のホームページについて、「素敵だな」と感じたWebデザインの事例をたくさんご紹介していきたいと思います。
これからホームページをリニューアルしようと考えている方や、新しく作ろうと思っている方にとって、何か参考にできる部分があるのではないかな、という視点でお伝えしていきますね。
幼稚園や保育園のホームページは、優しかったり、柔らかかったり、あるいは子どもたちのわんぱくさや楽しそうな雰囲気だったりと、表現したい方向性がある程度似通ってくる傾向があります。そのため、デザインのポイントを「優しい感じが素敵ですね」というだけで紹介してしまうと、どれも同じような印象になってしまいがちです。
そこでこの記事では、「こういう見せ方が素敵だな」と感じた具体的なポイントをピックアップして、詳しくご紹介していければと思います。
カテゴリ:暖かい・優しい・柔らかい
よさみ幼稚園:写真と配慮が光るデザイン
https://www.yosami.ed.jp/yosami/
まず最初にご紹介するのは、「よさみ幼稚園」のホームページです。
サイト全体が赤色でまとまっているのが印象的ですが、私が特に素敵だと感じたのは、プライバシーへの配慮です。最近のWebサイトではよく見られますが、きちんとCookie利用の許可を取る仕組みが導入されています。プライバシーを気にする親御さんもいらっしゃる中で、こうした細やかな配慮がされているのは素晴らしいポイントだと思います。
デザインの構成は写真が中心ですが、それらはただ並べられているだけではありません。園からのメッセージ性を強く伝えるための仕掛けとして機能しています。例えば、下にスクロールしていくと、最後に顔のイラストが表示されるなど、細かい部分もおしゃれだと感じました。
長尾幼稚園:ユニークなメニューと写真の見せ方
https://www.nagaoyouchien.com/
次にご紹介するのは、「長尾幼稚園」のホームページです。
このサイトでまず特徴的なのは、画面の右上に縦書きで表示されるメニューです。しかも、一番右側にはインスタグラムへのリンクが配置されています。今の時代の親御さんはインスタグラムを参考にされる方も多いでしょうから、そこへの配慮を感じます。このメニューはスクロールしてもずっと画面に付いてくるので、ユーザーがいつでも好きなページに移動できる点も素敵ですね。
また、写真の見せ方にも工夫があります。ただの四角形ではなく、まるでハサミで切り取ったかのような形で写真を配置し、その上をバスのイラストが走るようなアニメーションが入っています。こうした遊び心のある工夫は、非常に参考になるのではないでしょうか。
奈良佐保短期大学付属倉敷幼稚園:統一された模様で作り出す世界観
https://kurashiki.narasaho-c.ac.jp/
続いては、「奈良佐保短期大学付属倉敷幼稚園」のホームページです。
サイトを開くとまず目に飛び込んでくるメインビジュアルの背景に、特徴的な模様が使われています。この模様がサイト内の至るところで効果的に使われており、全体のトーン&マナーを見事に統一しています。もしかしたら野菜などをモチーフにしているのかもしれませんが、この一貫したデザインが、ホームページ全体に優しい雰囲気をもたらしているのだと思います。
特に、春夏秋冬の行事の見せ方が秀逸です。年間を通してどんな行事があるのかが一目でわかるようにまとまっており、この図のデザインはとても素敵だと感じました。
こどもの丘ナーサリー:絵本のようなイラストの仕掛け
https://kodomonooka-nursery.jp/
次にご紹介するのは、「こどもの丘ナーサリー」です。
このサイトの最も特徴的な点は、画面の左右に配置された木や草のイラストです。スクロールしていくと、まるでページをめくるかのように手が現れ、サイト全体が1冊の本のようなビジュアルになっていることがわかります。
さらにスクロールを進めても、左右には植物のイラストが現れ続け、その世界観が徹底されています。トップに戻るボタンが、蝶々が羽ばたくようなアニメーションになっているのも面白いですね。このようなイラストの見せ方はなかなか他では見ることがなく、非常にユニークで特徴的だと感じました。
カテゴリ:イラストを効果的に使ったデザイン
ここからは、イラストを特に効果的に使っているホームページを中心にご紹介します。
やまのみ:漫画コンテンツという独自の強み
まずご紹介するのは、「やまのみ」さんのホームページです。
サイトを開くと、ファーストビューからイラストがアニメーションで動いているのがわかります。しかし、このサイトの最大の特徴は、何と言っても「マンガ毎日やまのみ」というコンテンツです。
園での面白かった出来事を毎日漫画で発信しているようで、これは他の幼稚園・保育園にはない、素晴らしいアイデアだと思います。もしかしたら、漫画がとても得意な職員の方がいらっしゃるのかもしれませんが、この取り組みは本当にユニークです。サイト全体にも漫画のキャラクターたちが登場し、統一感を生み出しています。フッターでは女の子が走るアニメーションが表示されるなど、遊び心も満載です。
わかば保育園:コンテンツに寄り添うイラスト表現
https://wakabacare-hoikuen.com/
続いて、「わかば保育園」のホームページです。
このサイトでは、コンテンツの要所要所で、内容に合わせたイラストが効果的に使われています。例えば、給食だよりのセクションには調理器具のイラストが登場するなど、ポイントごとにイラストを使い分けることで、コンテンツの内容を分かりやすく伝えています。このように、イラストを添えることで内容を暗示する手法は、とても効果的だと感じます。
八ヶ岳風の子保育:クレヨン画で表現する親和性
次にご紹介するのは、「八ヶ岳風の子保育」のホームページです。
このサイトは、まずメニューの表示方法が非常にユニークです。しかし、デザイン全体を通して特に印象的なのは、クレヨンで描いたようなタッチのイラストが効果的に使われている点です。線がクレヨンの線のように伸びていくアニメーションなど、細部にまでこだわりが感じられます。
クレヨンは園児たちが日常的に使う画材ですから、サイトを見る人にとっても親和性が高く、園の雰囲気を伝えるのに非常に効果的なイラストの使い方だと思います。
やまきた保育園:クオリティの高いイラストとアニメーション
続いては、「やまきた保育園」のホームページです。
メインビジュアルからツバメのようなイラストが飛び、山の合間を新幹線が通り抜けるアニメーションが流れるなど、非常に凝った作りになっています。この特徴的なタッチのイラストがサイト全体で使われており、統一感があります。オリジナルのイラストを制作するのは工数がかかりますが、その分、サイト全体のクオリティを格段に引き上げてくれるという好例だと思います。
カテゴリ:クリエイティブなアイデア
中央大ようちえん:ロゴと連動した写真撮影
https://chuodai-kindergarten.jp/
次にご紹介するのは、「中央大ようちえん」のホームページです。
このサイトのロゴは、3つの丸が重なったような形をしています。驚くべきは、そのロゴの形を、写真の構図の中でも再現している点です。これは、ホームページのデザインを前提として写真撮影を行わなければ実現できません。写真撮影に一つアイデアを加えるだけで、これほどクリエイティブな表現が可能になるという素晴らしい事例です。もし参考にしたい場合は、カメラマンと事前にしっかりと打ち合わせをする必要がありますね。
こども園はぜる:絵本のような世界観とクオリティ
続いて、「こども園はぜる」のホームページです。
このサイトは、非常にクオリティの高いイラストで全体が構成されており、まるで1冊の絵本を読んでいるかのような統一感があります。下にスクロールしていくのが楽しくなるような仕掛けが満載で、本当にクリエイティブなWebデザインだと感じます。正直なところ、このクオリティのWebサイトを制作できる会社は、そう多くはないのではないでしょうか。
守山幼稚園:TikTokの活用という新しい挑戦
https://moriyama-kinder.ed.jp/
次にご紹介するのは、「守山幼稚園」です。
このサイトで最も注目したいのは、TikTokを積極的に活用している点です。先生方がTikTokに挑戦するのはなかなか勇気がいることだと思いますが、SNSでの情報発信を恐れずに取り組んでいらっしゃる姿勢は、非常に参考になると思いました。SNSの影響力は絶大ですので、取り入れたいと考えている園にとっては、一度見てみる価値があると思います。
無二保育園:円をモチーフにした独創的なデザイン
続いては、「無二保育園」のホームページです。
このサイトは、重なり合う「丸」をデザインのモチーフとして、サイト全体で徹底的に使用しているのが特徴です。さらに独創的なのは、その丸の重なりを使って、ゾウやキリン、ゴリラといった動物のイラストを表現している点です。丸を重ねるだけでも珍しいアイデアですが、それをさらにイラストにまで昇華させてしまうデザイナーさんの発想は本当に素晴らしいと感じました。
カテゴリ:元気いっぱいなデザイン
ヒーロー幼稚園:名前を体現するカラーリング
https://hero-kindergarten.com/
次にご紹介するのは、「ヒーロー幼稚園」です。
サイトを開いた瞬間から、元気さが全開で伝わってきます。その名の通り、「ヒーロー」というエネルギッシュな園名に合わせて、明るく元気な色をふんだんに使ったWebデザインになっています。コンセプトとデザインが見事に一致しており、「元気な子に育ってほしい」と願う親御さんには、非常に魅力的に映るのではないでしょうか。
うおみこども園:クリエイティブと元気が融合したデザイン
続いて、「うおみこども園」です。
このサイトは、ファーストビューを見ただけで、クリエイティブでありながら元気さも伝わってくる、非常に特徴的なデザインになっています。スクロールしても面白い仕掛けがたくさんあるので、ぜひ実際にサイトをチェックしてみてほしい事例の一つです。
あんふぁにぃ:海外のような雰囲気と楽しさ
次にご紹介するのは、「あんふぁにぃ」という施設のホームページです。
こちらは、少し海外の雰囲気を感じさせるような、元気で楽しそうなデザインが特徴です。おそらく英語教育にも力を入れているのだと思いますが、サイト内の「amazing!」といった言葉の使い方も含めて、子どもたちがエンジョイできそうな雰囲気がうまく表現されていると感じます。
カテゴリ:知的さを感じるデザイン
うつほの杜学園:洗練されたシンプルなデザイン
続いては、「うつほの杜学園」のホームページです。知的さを感じるデザインとしてご紹介します。
ファーストビューから、クリエイティブな雰囲気と、キャッチコピーが効果的に伝わる素晴らしいデザインです。スペースや漢字を効果的に使い、「しっかりとした教育を受けさせたい」と考えている親御さんに響くような、質の高い内容が伝わってきます。シンプルながらもアニメーションが非常に凝っており、学園が何を重視しているのかが伝わる、素敵なデザインだと思います。
カテゴリ:エモめ(ノスタルジック)なデザイン
すかわ保育園:色味を加工した写真のテクニック
次にご紹介するのは、「すかわ保育園」です。
サイト全体が少し落ち着いたトーンで、どこか青春やノスタルジーを感じさせる、いわゆる「エモい」デザインになっています。特に、写真の色味を淡く加工することで、ノスタルジックな雰囲気を演出しているのが特徴です。この写真加工のテクニックは、他のサイトでも非常に参考になるのではないでしょうか。
そらのまち保育園:動画とデザインで作り出す世界観
続いて、「そらのまち保育園」です。
こちらのサイトも、動画を含めてノスタルジックな加工が施されています。シンプルな色合いでありながら、「星の空」というテーマに合わせて星座の模様が細かく配置されるなど、おしゃれさを感じる工夫が随所に見られます。
小野幼稚園:俯瞰で撮るという写真の技術
最後にご紹介するのは、「小野幼稚園」です。
このサイトでは、子どもたちに寄り添って撮るのではなく、少し引いて、遠くから俯瞰で見るような構図の写真が効果的に使われています。園児の顔をはっきりと見せすぎないための配慮かもしれませんが、外から見た園の様子を伝えるという点で、非常に効果的なテクニックだと感じます。全体的に優しく、エモい雰囲気のWebデザインに仕上がっています。
カテゴリ:手描き風のデザイン
大森さくら保育園:隠れたアニメーションの遊び心
https://omori-sakura.iwamiginzan.jp/
続いてご紹介するのは、「大森さくら保育園」のホームページです。
手描き風の可愛らしいイラストが特徴ですが、よく見ると星が動くなど、こっそりとアニメーションの仕掛けが隠されています。「隠れミッキー」のような遊び心のある演出がとても素敵だと感じました。
いふくまち保育園:色鉛筆が伝える柔らかさ
次に、「いふくまち保育園」をご紹介します。
手描き風の優しいロゴに加えて、サイト内のイラストも色鉛筆で描いたような温かみのあるタッチで統一されています。手描き感のあるイラストは、サイト全体に柔らかい雰囲気をもたらし、園の魅力を伝える上で非常に効果的だということがわかる事例です。
カテゴリ:シンプルなデザイン
瓜連こども園:余白を活かした落ち着きのあるデザイン
最後にご紹介するのは、「瓜連こども園」のホームページです。
白を基調とした非常にシンプルなデザインですが、余白を恐れずに大胆に使うことで、洗練されたオシャレな雰囲気を演出し、伝えたい内容を効果的に見せています。ホームページを実際に見るのは親御さんなので、こうした「落ち着き」を感じさせるデザインも、一つの有効なアプローチなのかもしれませんね。
まとめ:誰に何を伝えたいかを考える
ここまで、たくさんの素敵な幼稚園・保育園のホームページをご紹介してきました。
どのサイトも、園児を感じさせるような子どもらしいデザインを基本としながらも、様々な工夫が凝らされていました。
ここで忘れてはならないのは、「実際にホームページをじっくり見るのは親御さんである」という、非常に重要なポイントです。
自分の子どもをこの園に入れたら、
「楽しく過ごせそうかな?」
「安心して任せられそうかな?」
親御さんが抱くこうした期待やニーズに対して、しっかりと応えてあげるアプローチが大切です。今回ご紹介した事例の中にも、そのためのヒントがたくさんあったのではないでしょうか。
これから新しくホームページを制作される方は、ぜひそういった視点を大切にして、制作を進めてみてください。