【最新】病院・クリニック系で参考になるWebサイトデザインまとめ!
病院・クリニックやクリニックで参考になりそうなデザインのウェブサイトを集めて解説してみました。
アクセスや診療科目などお客様によって閲覧したいコンテンツは様々です。その中で、デザインや構成、ユーザービリティーに優れたサイトをピックアップしています。
目次
済生会熊本病院
完成度の高い総合病院のウェブデザイン
とにかく全体的にクオリティーが高いです。ピックアップするトピックスに対しても一つ一つ丁寧なバナーがデザインされていたり、済生会熊本タイムズと言うコラムもかなりの頻度で更新されており、病院の取り組み等に関する情報発信を積極的に行っていらっしゃいます。
ユーザに対する導線設計もきちんと考えており、診療科や部門からコンテンツを探す事はもちろんのこと、医師から探すことができるようなコンテンツは非常に珍しいのではないでしょうか。
兵庫医科大学病院
https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/
ユーザーのためになるコンテンツの充実度が高い
ホームページのコンテンツやデザインもシンプルで見やすくなっているのですが、なんといっても「もっとよく知る!病気ガイド」の力の入れようがすごいです。
基本的にお医者さんは忙しいのでなかなかホームページのために時間を割いてくれる事は難しいのですが、それを成し遂げ膨大なコンテンツ量でユーザの役にたつためのコンテンツを配信している点がすばらしいですね。
桑名眼科脳神経クリニック
洗練されたおしゃれさが抜群
とても病院とも思えないような建築物の美しさもそうですが、内装もおしゃれな病院です。そしてその病院の魅力を崩すことなく、ウェブデザインもとんでもなくお洒落です。
写真の撮影にもこだわっていらっしゃるように見えますし、その写真の見せ方も工夫がされています。また珍しい横スクロール型でコンテンツが設置されていて、見ていて少しウキウキしてしまう気持ちになります。
古賀クリニック
温かさが伝わるウェブデザイン
とにかく町のお医者さんであると言う温かみが伝わってくるウェブデザインです。アニメーションもたくさん利用されているのですが、無駄に対応されているのではなくいやらしくない程度にうまくアニメーションしています。
イラスト風のデザインを利用すると基本的に柔らかいイメージにはなるのですが、オリジナルのキャラクターを制作している点に力の入れようが見受けられます。
大塚医院
ファーストビューの仕掛けにインパクト
最初に設置された工夫のあるメインビジュアルに驚かれる方も多いのではないのでしょうか。最初の1度しか見ることが出来ません。温かみのあるキャッチコピーの画面をスクロールすると、シンプルで優しいホームページへと変貌します。
それから個人的に最新のお知らせが1件だけ最上部に表示されるのがユーザーにとって利便性が高く良いと感じました。
桜十字病院
https://www.sakurajyuji.or.jp/
高いユーザービリティーを備えたHP
絶妙なカラフルさが印象的なホームページです。外来などに表示されている診療スケジュールが非常にユーザーにとって親切でした。その時間帯の担当する医師の名前にオンマウスをすると、その医師の経歴などが簡単に表示されて、自分の好みの専門家の時間帯に診察に行くことができるありがたいユーザービリティだと感じました。
医療関係者へ向けたページも用意されているのは、広報としてもとても正しい姿だと思います。
ふくだ内科
情報発信力を活かしたコンテンツ設計
ホームページを作成したからには医師の知見をどんどん発信していきたいという方に是非ご覧頂きたいです。
各科のページの下部に、その科に関連する院長さんのコラムが表示されていて、専門性がわかりやすく伝わるようになっています。
杏クリニック
仕事に対する姿勢が伝わる
写真がとにかく上手で訪問診療につい興味をもってもらうようなデザインになっています。医師1人1人の紹介もプライバシーに配慮する形で、イラストになっている点は製作コストがかかるのにも関わらず、しかも温かみが伝わり良いですね。
またご意見箱というフォームが設置されていて、普通ならつい耳を塞いでしまいそうなフィードバックについても積極的に受けていく姿勢が伝わってきて、クリニックのためにも、そして患者さんのためにもウィンウィンなコンテンツだと思いました。
まつもと整形外科クリニック
https://matsumoto-seikeigeka.com/
アニメーションにこだわったウェブデザイン
アニメーションにとにかくこだわっていらっしゃって、細かいところについ楽しくなってしまうようなアニメーションが施されています。トップページに利用されている人体模型のアニメーションは、なんと伝えて良いのかわかりませんが、印象的でした。
かわい内科
ロゴからコンセプトをしっかりと作り上げている
ロゴ制作の後にWebサイトを作ったのか、ロゴとWebサイトを同時に作ったのかはわかりませんが、ロゴとWebデザインの一貫性が取れていて、しっかりブランディングされている印象を受けます。
また病院というビジネス?の性質上、特徴を1つに絞ることはなかなか難しかったりするのですが、かわい内科さんはしっかりとコンセプトを打ち出しており、内視鏡に苦痛を持っている人にはメッセージがかなり刺さるのではないかと思います。
当然、胃カメラ以外でも診察を受け付けているわけなんですが、診療科目の紹介部分も、イラストがときどきアニメーションをして、かなり可愛い作りになっています。
東北大学病院
https://www.hosp.tohoku.ac.jp/
スマートフォンに配慮されたデザイン設計
ホームページを制作するときはどうしてもPCで確認することが多いので、PCでのデザインに目が言ってしまいがちですが、患者のほとんどがスマートフォンでアクセスです。フッター部分のメニューなどスマートフォンをかなり意識したデザインになっている点が参考になりますね。
病院・クリニックのウェブデザインまとめ
病院やクリニックは「優しい・温かい」が重要なイメージ要素で、ほとんどのウェブデザインがそのようなキーカラーで構成されています。
具体的には、青(水色)・オレンジ・ピンク・黄色などです。
またホームページを制作している際は、高い温度感があって様々な情報発信をしたいと考えていたであろうコンテンツが、結果的に全く更新されていないといったサイトが目立ちました。
そうなると逆に不安感を招いてしまうことに繋がってしまいますので、コンテンツを作る際はほんとうに更新できるのかどうか考えてから作るかどうか決定するしたほうが良さそうです。