真面目な業者が損をする?詐欺サイトと戦うWeb担当者の苦悩について

インターネット集客 最終更新日:2025/05/16


ウェブマーケティング業界の深刻な悩み:詐欺業者の存在

どうも、ウェブ企画パートナーズの竹内です。はい、今回はですね、非常に長いタイトルで申し訳ないんですけど、「詐欺業者が存在する業界のWebマーケティングは大変」というテーマでお話しさせていただきたいなと思っております。

これは本当に深刻な問題なんです

この問題、実はもう本当に結構深刻な問題でして、実際に弊社のお客様とかも困ってらっしゃることなんです。他にも同じように困ってらっしゃるWebマーケティングに携わる会社だったり、そういう業界の方、きっといらっしゃるんじゃないかなということで、「そうだそうだ!」となればいいなと思ってこのお話をしてるんですけどね。

詐欺が横行しやすい業界とは?

さて本題ですが、「詐欺をする業界」。このテーマの通りですね、詐欺をする業界ってあるんですよ
例えば、美容院・ヘアサロンではあまり聞きませんし、ラーメン屋さんの詐欺とかもそんなに聞いたことないと思うんですけど。

具体的にどんな業界が危ないのか?

じゃあ、どんな業界が多いのかというと、例えば水道の修繕・水のトラブル系ですね。それから、車のトラブル、鍵のトラブルとか不動産関連もいろいろあると思いますし、パソコン系とかもそうかもしれません。もしかすると、われわれWeb制作会社の業界も、あるかなと思うんですけど。

なぜこれらの業界で詐欺が起こりやすいのか

要は、そんなに頻繁に頼まないものっていうのは、消費者側・エンドユーザー側の知識が薄いので、詐欺しやすいんですよね。ボッタクリしやすいと。ちょっと言葉が悪いですけど、「カモ」と言ったらいいんですかね。そういう「カモ」を捕らえるために、Webマーケティングをするわけなんですね。そして、そのWebマーケティングで困ることがある、という話です。

詐欺業者がWebマーケティングに与える具体的な影響

そうなった時に、何が大変かというと、例えばリスティング広告。GoogleでしたらGoogle広告(旧Googleアドワーズ)、YahooでしたらYahoo!広告とかありますけど、そういうところって入札制なんですよね。

リスティング広告の現実:入札単価の高騰

入札制っていうのは、要はオークション形式で、単純に言えば一番高い費用を1クリックあたりいくらという形で入札をするんですけど、その入札額が高いところが上位に出やすいんですよね。

なぜ詐欺業者は高額な広告費を払えるのか?

詐欺会社は1件取れた時の利益が半端じゃないんですよね。半端じゃない利益が取れるので、リスティング費用にかけられる広告費も高いんですよ。
本来、まともな業者が利益ギリギリで考えると、例えばですけど1クリック100円までしか出せないとします。1クリックで毎回お問い合わせが来て、かつそのお客様が契約してくれるとは限らないので、大体10回ぐらいお問い合わせがあって1件ぐらい成約するとか、例えばそういう業界だった場合に、1クリック100円だったとしても、相当クリックを生まないと実際の成約まではいかないわけです。ですから、一人のお客様にかけられるコストはそんなに高くないよ、ギリギリが100円だよ、とか、そうなってくるはずなんです。

正直者が割を食う広告費競争

ところが、詐欺業者は利益が相当取れるので、1クリックあたりの単価を高めに設定しても元が取れるんですよね。なので、まともにリスティングで勝負しても、高い金額ばかりGoogleとかYahooに支払うばかりで、費用対効果が合わないということが起こります

プラットフォームへの要望:広告主の審査強化を!

なので、GoogleとかYahooには、積極的に広告主の身元を調べてもらったりして、適正価格で出しているかとか、本当はしてもらいたいところなんですけどね。

現実的な対策は難しいのか…

でも、そんなことをする未来はなかなか想像できないので、実現可能だとしたら、あまりにも口コミの悪い会社は広告出せないとか、そういう風にしてもいいんじゃないかなと思ったりすることもあるんですが…。
それもそれでまた、「社名を変えてやったらいいのか」とか、「新規の会社はなかなか口コミがつきづらいので広告出せないじゃないか」とか、そういうこととか、いろんな問題があるので、なかなか実行は難しいとは思うんですけどね。

プラットフォーム自身の未来のためにも

もし防げるのであれば、防いでいただかないと、GoogleとかYahooにとっても、あんまりいい未来になるとは思えないんですよね。むしろ広告出せないようにするとか、それ以外の面で勝負してもらうっていうようなルールにしてもらわないと、戦えないんですよね。
そういう悩みを抱えてる会社さんって、結構いるんじゃないかなと思ったので、それがきっかけでこの動画を撮らせてもらったんですけど。まずその広告が大変ということがあるかなと。

SEOやウェブサイト運営にも及ぶ詐欺業者の影響

他にもWebマーケティングで考えられる手段は、主に検索ですよね。SEOとかだと思うんですけど、そっちもそっちで大変といいますか…。

SEOとホームページ:優良な業者が報われるべきだが…

これ、SEOというかホームページっていうんですかね。Webサイト。これも何か表現が難しくてですね。単純にSEOは優良な業者を上位に出す仕組みを今Googleが一番シェアを持ってますので、Googleが出してくれればもうそれで解決かなと思うんですけど。
当然、新しく会社を立ち上げたてのホームページが上位に上がってくるとも思えないので、やはり広告も何とかしてもらいたいところではあるんですが…ちょっと話が横道に逸れちゃいますね。

「私たちは詐欺業者じゃないですよ」アピールの虚しさ

検索で上位に仮に詐欺サイトが表示されてしまうみたいなことが起こった時にですね、上位陣と比較されるんですよ。そうなった時に、なぜか「我々は詐欺業者じゃないですよ」っていうアピールをしなきゃいけなくなるんですよ
これって結構おかしな話だと思ってまして。

本来のウェブサイトの役割とは?

いい気分でホームページを見てもらいたいんですよ。「いいサービスですよ」「こんなところが特徴なんですよ」「うんうん、そうかそうか、じゃあ何か頼んでみようかな」とかですね、そういう気持ちでホームページを見てもらいたいんですけど、「こんな業者には注意!」みたいな、そういう欄を作らないといけないんですよね。

他社批判コンテンツの作成という不毛な作業

他社を攻撃するのって、基本的にはあまりしたくないじゃないですか。自社のことだけPRしたいじゃないですか。他社比較とかありますけど、まあまあ、それも実際有効だったりするんですけど、ただ、「こういう業者には注意」っていうビックリマーク付きの、何か斜線がこう背景に引いてあるみたいな、そういうものを作らなきゃいけなかったりして、暗い雰囲気になっちゃうんですよね。それも嫌だなと思いますね。

他社のことを批判するようなコンテンツを、わざわざホームページに割かなきゃいけない。それもどうかなと思いますし、「こういう業者は正しい」みたいな、そういう活動までしなきゃいけなかったりして。

啓蒙活動という名の負担

それって啓蒙活動になってくるので、消費者さんを守るという意味ではもちろん意味のないことだとは思わないんですけど、そんなことをしなきゃいけない状況っていうのが、そもそも健全じゃないんじゃないかなと思ったりすることもあるんですよね
なかなか検索で完璧なものを出すっていうのは、システムでやってることなので難しいとは思うんですけど、ただ何か嫌だなっていう、愚痴っていう感じですね。でも同じように感じてらっしゃる会社さんも多いんじゃないかなと思いますね。

「悪徳業者に注意」という表示の効果の限界

「悪徳業者に注意」とやったところで、悪徳業者も「悪徳業者に注意」ってやったら、「これが正しい業者なのかな?」とか思っちゃいそうですよね。なので、それ自体もそもそもあまり効果があるとも思えないというところもあるんですよね。
「我々はもう当然安心ですよ」って言いたいんですけど、詐欺業者までそれやっちゃったら意味ないんです。

「正直者が馬鹿を見る」Webマーケティングの世界

という問題とかもあったりして、正直者が馬鹿を見るじゃないんですけど、そんな世界に少なくともWebマーケティングはなっちゃうと、特定の業界においてはなっちゃうことがあるので、これ、これ何とかならないかなと思っているという、愚痴話ですね、をさせてもらったという感じです。

口コミサイトの信頼性という問題

Googleマップとか、いろんな口コミサイトあると思うんですけど、そういうところの評価だけ見ても…。食べログとかもそうですよね。食べログが好きな方には大変申し訳ないんですけど、僕あんまり食べログを信用してないところも、もちろん信頼できる時もあるんですけど、信頼できないなって思うような口コミがついているところも正直ありますし、「これで百名店ですか?」みたいなところも正直あったりするんですよね。おいしいところもたくさんあるんですけど。

Webマーケティング業界にいるからこその疑念

口コミだけを信用すればいいかっていうと、そうでもないし。Webマーケティングの業界にいると、そういう事例を見すぎて逆にWebマーケティングを信頼できなくなって、知り合いの人に聞いたおすすめを食べに行きたくなるとか、そういうことが生まれてきたりするんですけど。
引っ越したてとか、周りに知り合いもいなかったりすると、どうしてもWebに頼らざるを得なければいけないっていうこともありますし。

まとめ:Webの未来のためにプラットフォームが動くべき

こういう問題、正直者が結構苦労してる業界もあるんですよと。Googleさんとか、プラットフォーム側って言ったらいいんですか? そういうところが何か手を打ち出してくれないと、Webの未来、明るくないんじゃないかなと、暗い方向に行っちゃうんじゃないかなと、思いまして、こういう動画にさせていただきました。

解決策はないけれど、共感が力を生むかもしれない

何か解決策があるとかですね、そういう話ではないんですけども、共感とかしてもらえたら、もしかしたらプラットフォーム側もですね、「何か対策しなきゃな」とか思ったりすることもあるかなと思いますので、啓蒙活動的なものになってるか分からないんですけど、そういう意味で動画にさせていただきました。

もっともっと我々業界にいるものとしては、Webって素晴らしいなと思ってもらえるような空気感っていうんですかね、そういうものになってほしいなと思いますし、こういう正直者でやってる業者さんが得をするような社会であってほしいなとも思いますし。ちょっとうまく締まらないんですけど、はい、そんな感じで今回は終わりたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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