SEOとPPC広告…限られた予算のなかで結果を出すためには、どちらを選んだらいいのか徹底解剖!
インターネット集客には様々な方法がありますが、その中でもやはり一番ポピュラーなのは「SEO」か「PPC広告」です。
当然SEOもPPC広告も、どちらも力を入れるのが最も集客を見込めます。が、予算の都合上そうはいかない場合もあります。
毎月の予算は決まっている。だけどしっかり結果も残したい。SEOで集客するか、PPC広告に出稿するか・・・悩んでいる方もいらっしゃる方も多いと思います。
今回は、そんな方にSEOとPPC広告の使い分けについてご説明いたします。
まずはSEOを検討してみよう
一般的にSEOといえば、狙ったキーワードで上位表示を達成するための対策をすることになります。
特定のキーワード検索した際、自分のサイトが検索結果の上位で表示されるようにするのですから、そのキーワードは多く検索されている必要があります。
また、さらにそのキーワードは自分のサイトに興味をしてくれるようなユーザーが検索してくれるようなキーワードでなければなりません。
せっかく上位表示を達成したのに、アクセス数は増えない、お問い合わせも増えない、じゃあ意味がありません。
キーワードの調査は様々なツールを使って行われますが、もっとも有名なのは、
「GoogleAdWords: キーワードツール」
https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal
ですね。PPC広告のためのツールですが、SEOにも使えます。このツールを使えば、そのキーワードが月間でおおよそどれくらいの検索数があるかを調べることができます。
無料で使えますので、試しに色々キーワードを調べてみると面白いですよ!
SEOではまず、自分のサイトにピッタリマッチするような、いわゆる「ビックキーワード」を見つける必要があります。
次にPPC広告を検討してみよう
PPC広告は、非常に万能です。インターネットからお客様からの反応がありそうな業界であれば、どのような会社やお店でもPPC広告を活用することができます。
さらに最近は検索だけでなく、イメージ広告もかなり良くなっていて、状況によっては検索よりも効果を見込むことができます。それも桁違いの効果を出すことがあります。
ここまで聞くととても良い広告のように思いますが(もちろん良い広告媒体ですが)、デメリットもあります。
SEOとPPC広告のメリットとデメリット
先ほどPPC広告は万能と申しました。参入障壁も低く、あまりパソコンに詳しくないような人でも気軽に始められるようになっています。しかしその分だけライバルも多く、コストが高騰しているというのが現状です。
ライバル同士でテクニックを繰り広げた後は、予算を多く用意できる企業が勝つようになっていきます。
もちろんまだライバルの少ない業種もありますし、埋もれている宝のようなキーワードでのPPC広告の出稿で大きな成果をあげることもできます。しかし一般的には、SEOに比べコストが高騰しているという状況です。
「じゃあSEOがいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかしもちろん、SEOにもデメリットはあります。
なぜコストが安いのか。それはGoogleのアルゴリズムにより、昨日までは検索の上位に表示されていた自分のサイトが、一瞬にして圏外に飛んでしまう可能性があるからです。最悪の場合、手動によるペナルティを課せられることもあるかもしれません。
もちろんSEO業者はそうならないように努力をするべきです。しかしどうあっても、Googleのアルゴリズムに大きく依存しているという事実は変わりません。コストが安いのはそういう理由からです。
またPPC広告の場合、効果をあげられると思っていたキーワードが的外れだった場合でも、すぐにキーワードを変えることができますが、SEOではそうはいきません。
まとめ
結論から言いますと、
ある程度検索数の見込めるキーワードが発見できた場合はSEO
まとまった検索数がなく、関連するキーワードが多数に分散している場合はPPC広告
このように選択するのが良いと思います。
インターネットマーケティングの状況は物凄い速さで変わっていきます。今は良い広告携帯も1年後にはまるでダメになってしまっていることなど、頻繁にあります。
大事なのは常にアンテナを高くしておくこと、そして新しい広告媒体にも勇気をもって参入してみることだと思います。
我々ホームページ制作会社としても、インターネットを制するものはビジネスを制す、そう言われるような媒体となるよう、業界を盛り上げて行きたいと考えています。
【備考】
SEOの手法についてですが、ここではあえてロングテールのSEOについては考慮していません。ロングテールでのSEOは、どのような企業にも当てはまるとは言い難く、立派な集客の手法ではありますが、今回は言及を避けさせて頂きました。