意外と知らないwwwの真実!有無で変わる?URLの歴史から対策方法まで解説!
どうも、ウェブ企画パートナーズの竹内です。
今回はですね、「WWWアリナシ問題」についてお話ししたいと思います。
弊社ではホームページからお客様のサイトの無料診断をさせていただいているのですが、その際にこの「WWWアリナシ問題」がお客様のサイトにありますよ、ということをお伝えする機会がちらほらあるなと思いまして。アリとナシでどう違うのか、どういった問題があるのか、そもそもWWWって何だっけというところを改めて解説していきたいと思います。
目次
そもそもWWWとは何か?
普段何気なく皆さんWWWという文字を見て、何の違和感も感じていないと思うんですけど、それもある種WWWの歴史から考えると、そうだろうなというところでもあると思います。
ただ改めて言われると、「そういえば必要なんだっけな」と疑問に思っている方も、結構ですねWeb業界に携わっている方でも詳しくは知らないという方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
なので今回の記事でしっかりとマスターしていただいて、誰かに説明を求められたら、ざっくりとした概要の説明にはなるんですけど、説明できるような状態になるんじゃないかなと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。
WWWの正体と歴史的背景
まず、そもそもWWWとは何かというところですけど、これはWorld Wide Webの略です。特に深い意味はないんですよね。
では、なぜそのURLにこのWorld Wide Webを付けるようになったかというところを説明すると見えてくるところではあるんですが、用途によって使い分けていた背景があります。
そもそもドメインを取得したら、前に例えばftp・mailだったり、用途によってサブドメインを作って使い分けていたという背景があります。
サブドメインが分からない方のために簡単に解説すると、例えばsample.com
がルートドメインになります。この前に.
を付けて何か用途(例えばnews
・blog
だったり)を表すものを付けます。今そういった用途でサブドメインが使われていますが、前に付けてユーザーさんに分かりやすくその用途を伝えてあげるのが、このサブドメインの役割です。
他にも使い方としては、例えば本体は化粧品を販売していて、男性向けの化粧品も始めたいとなった時に、この頭に例えば「メンズ」と付けて「メンズ.化粧品.com」だったりとか、そういった使い方で別サイトをサーバーを分けて使ったりもできます。
それのWeb用の用途として「このドメインをWebサイトとして運用してますよ」ということで、WWWを付けたという背景があります。
ちなみにFTPはサーバーにアクセスするためのドメインですね。MAILは独自ドメインの場合なんですけど(Gmailとかは意識する機会ないんですけど)、Outlookとかですとメールのサーバー設定を記入する欄があると思うんですけど、そこにmail.sample.com
みたいなのを最初の設定で記入した記憶がうっすらある方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんですが、そんな感じでメールとして利用するためのドメインです。
そしてwww.sample.com
みたいにすると、Webサイトとして公開するためのドメインですよ、という意味でWWWが使われるようになりました。
もしかしたらこれをやりだした方がWWWではなくて、website.sample.com
って付けていたら分かりやすかったかもしれないんですが、Websiteだとおしゃれじゃなかったのかもしれないですね(笑)。なのでWorld Wide Web、つまり世界中に公開するWebページとしてWWWを使う、そういった背景で浸透していったということです。
現代におけるWWWの必要性
ただ近年は、こういった使い分けをしなくてもいいサーバーの設定というのがどんどん出てきて、そもそもこれって必要なのかという疑問が出てきました。内々の用途としてはこういったものがあると分かりやすいんですが、外部向けとして利用するものとしては、このWWWというのはあまりその意味を成していないというか、背景を聞いても分かる通り、もうWWWいらないんじゃないかという流れになってきています。
あとは最近はブラウザ、例えばGoogle Chromeが今ではシェアが一番多いかなと思うんですけど、そもそもURLの欄にWWWがあっても省略されていたりとか、世界的な方向としてはもうナシにしていく方向性なんですよね。あってもいいんですが、ナシにしていく方向性なので、WWWがいらないという流れがどんどん加速してきているという状態です。
WWWアリナシの影響
続いて先程ちらっと「あってもいいんですけど」というところをお伝えしたと思うんですけど、そのアリだったりナシだったりする時に、Webサイトにどういった影響があるのかというところを解説していきます。
1. SEO的な影響
これが無料診断でお客様にお伝えする時に一番重要な情報としてお伝えしているんですけど、様々な検索エンジンからすると、WWWアリのページとナシのページ、これが混在していた場合(つまりWWWをつけてもアクセスできるし、なくてもアクセスできるという状態だった場合)、Googleからすると同じページが2ページ存在しているという状態になってしまうんですね。
なのでどちらのページを評価していいか分からないと混乱してしまうということがあります。それでも恐らくアリかナシか、Googleさんが判断してくれるんですけど、Googleのクローラーと呼ばれてページを評価してくれるロボットみたいなのがWebサイトを巡回して評価していくんですが、その判断が必ずしも全て正確とは限らないというところがあります。年々賢くはなってるんですが、それでも100%正確とは言えないので、「同じページが2個ある、どちらを評価していいのか分からない」という状態にしてしまっているのが非常にまずいことです。
想像していただくと、似たようなページをバーッと量産しているWebサイトがあった時、それユーザーさんの役に立つのかと言ったら恐らくあまり役に立たないと思うので、スパムチックなサイトになってしまっているということで、重複コンテンツがいけないというのもあるんですが、単純に評価も分散してしまいます。
本来は例えば、あなたの会社のサイトがどちらでもアクセスできる場合に、他の会社が自分の会社のことを紹介してくれた時のURLが、とあるサイトからはナシでリンクが貼られていて、とあるサイトからはアリでリンクが貼られている、名刺はアリの状態とか、そういう分散してしまうと、ますますGoogleさんからすると分からなくなってしまうので、統一しておく必要があります。
2. ブランド・使いやすさ
以前はWWWをWebサイトに付けるのは一般的ではあったんですが、だんだんその意義というのが分からなくなってきて、なので今はナシの方が見栄えがいいです。本当にブランドというのも見栄えがいいんですよね。そういう小さなものかもしれませんけど、一応影響があると思います。
もう一つは使いやすさですね。直接URLを打ち込んでいただいてサイトにアクセスするという方もいらっしゃるかもしれません。例えば名刺もそうですし、TVCMでそのURLを表示する場合にも、このアリがあるとユーザーさんは入力の手間が増えることになります。この3文字(後この.が付くので4文字分ですかね)増えることになるので、使いやすさにも影響があります。
3. サーバーの設定
古いレンタルサーバーですと、WWWアリでしか設定できないというサーバーも今はほとんど無いと思うんですが一部存在しております。そういった場合に、アリナシのナシで運用したいのにアリでしか出来ないということも起こり得ます。
この3つで影響が出てきます。
ちなみに、このSEOの話に戻るんですけど、これWWWアリの方が評価が高いとかナシの方が評価が高いとか、そういったことは一切無いですので、どちらで運用しても基本的には問題ないんですけど、2つ存在してしまっているという状態がよくないので、どちらかに統一していただくという作業が必要になってきます。これもGoogleオフィシャルで言っていますね。アリでもナシでも問題ないよと言っていますので、どちらでも大丈夫なんですが、現在の流れとしては、ブラウザでも省略されるぐらいナシが主流になってきていて、ユーザーさんも使いにくいというところがあるので、基本的にはナシにしていく流れなんじゃないかと思います。
ただ、これまでずっとWWWアリで運用してきた方は、アリの方にSEO的評価が集まっているので、そういう方はナシにわざわざ切り替えない方が良いでしょう。これまでアリだったのにナシで統一した事によって、順位が下落してしまう可能性というのが出てきますので。そのあたりGoogleが正しく評価してくれれば下落しないんですけど、可能性としては出てくるということで、そういう方は引き続きアリのまま運用してもいいんじゃないかと思います。
WWWアリナシの統一方法
ではここで、影響があるのでどちらかに統一してくださいねという話だったんですけど、具体的にどう統一するか見ていきましょう。
これをご覧になってる方がどれぐらいWebの技術力があるか分からないんですが、あくまでも初心者向けということで、ここからは技術者寄りの内容になります。その辺は外部に任せてるよという方は、アリナシどちらかに統一してくださいという話もすればそれでOKなんですが、少しかじっている方向けに解説いたします。
統一する為の設定は大きく3種類くらいあります。
1. サーバー/DNS設定
サーバーはサーバー側で設定するという事ですね。サーバーの管理画面でWWWアリで運用するかナシで運用するか設定できる欄というのがだいたい用意されていますので、そちらで設定したりします。
あとはこのDNS設定はドメイン側の設定ですね。こちらのドメインもまた別で設定ができるので、どちらかに統一するというのが1つ目です。
2. リダイレクト設定
もう一つはリダイレクト設定といって、例えばWWWアリのサイトがあってこちらにアクセスした時に、ナシの方に一瞬で(ここが0秒くらいで)転送されるという設定をするのがリダイレクトです。「お客様をリダイレクトさせてる」という事になるんですけど、これでもGoogleもユーザーさんもナシの方に統一できます。アリの方にアクセスしても一瞬でナシの方に飛ばされるので、ナシの方で運用できているという状態になりますので、リダイレクトの設定というのも一つ有効ですね。
どちらもしていただくのが正しいんですけど、特にリダイレクトもしていただく必要があります。
3. Search Console設定
最後がサチコと言いまして、サーチコンソールの略で申し訳ないんですけど、Google Search Consoleの設定で、優先すべきURLという設定が確か出来たと思いますので、そちらでこれはあまり推奨する方法ではないんですけど、アリの方で運用していきますよ、ナシの方で運用していきますよというのを、サーチコンソールからGoogleに伝えていただくというのも一つの手段になります。
基本的にはこのサーバーとこのリダイレクトをダブルでやっていただくのが間違いないかなというところです。
まとめ:どちらを選ぶべきか
ここまでWWWの歴史とか、その背景だったりとか、その影響というのを解説してきたんですけど、やはり先ほどもお伝えした通り、既にアリで長年運用してきてSEOでもお客様を多く流入させている状態という方は、わざわざリスクを冒してナシにする必要はないと思います。
ただこれからですね、新サービス立ち上げるとか新しいWebサイト立ち上げるよという方は、もうナシの方向になってきていますので、ナシで作っていただくのがいいのではないかと思います。
他にもこういった、今となってはちょっと分からないというんですかね、情報とかも噛み砕いて、新しい情報をどんどんお伝えしていきたいと思いますので、よかったらチャンネル登録していただきたいですし、無料診断でそういった問題とかも洗い出して、リニューアルのご提案とかもさせていただいておりますので、興味のある方は1度お気軽にお問い合わせいただければと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。