ウェブ企画パートナーズでは、現代の労働環境に適応し、フルリモート勤務と残業の最小化を基本方針としています。
そして今、Webエンジニアの採用活動を行っていますが、そもそも、Webエンジニアの皆さんはどのような働き方、考え方をしているのだろう、という疑問を持ち、「Webエンジニアの考え方・働き方」に関するアンケートをXを利用して実施しました。
今回はその結果を発表します。
Webエンジニアに考え方・働き方を調査した結果
【調査概要】
- 調査方法:インターネット調査(Xを利用)
- 調査期間:2024年2月21日〜2024年02月27日
- 対象:X利用者
- 回答数:69〜98人(設問によって異なる)
Q1.あなたがWebエンジニアになった理由は?(71票)
職場で必要に迫られて |
11.3%(8人) |
プログラミングへの興味 |
39.4%(28人) |
年収が高いから |
18.3%(13人) |
他 |
31%(22人) |
- プログラミングへの興味が39.4%と最も多く、Webエンジニアリングの分野に情熱を持っている人が多いことが分かります。この興味が持続的な学習と技術向上を促進している可能性があります。
- 年収が高いからと答えた18.3%の存在は、この職業が金銭的にも魅力的であることを示していますが、主動的な興味よりは少ないことから、やはり専門技能を要する職種であることが影響していると考えられます。
- 他と答えた31%には、さまざまな個人的な理由や動機が含まれている可能性があり、一概に言えない多様性があることが示唆されます。
Q2.1日の労働時間は何時間?(79票)
〜8時間以下 |
27.8%(22人) |
8時間〜10時間未満 |
36.7%(29人) |
10時間〜12時間未満 |
15.2%(12人) |
12時間以上 |
20.3%(16人) |
- 〜10時間未満が合計で過半数を占め、一般的なフルタイム勤務と一致しています。これは、業界標準の労働時間に合わせていることを示しています。
- 12時間以上が20.3%と、プロジェクトの締め切りや重要なタスクに追われることが多い職種であることがうかがえます。
Q3.1日の中で最も生産性が高い時間帯はいつ?(98票)
午前中 |
27.6%(27人) |
日中 |
20.4%(20人) |
18時~22時 |
32.7%(32人) |
22時以降 |
19.4%(19人) |
- 18時~22時が32.7%で最も多く、Webエンジニアの中には夜型の人が多いことが分かります。この時間帯の静けさが集中力を高め、生産性を向上させる要因かもしれません。
- 午前中と22時以降もそれぞれ高い割合を示しており、個々のライフスタイルや作業環境によって最適な作業時間が異なることが示されています。
Q4.リモートワークとオフィスワーク、どちらが生産性に良い影響を与える?(94票)
オフィスワーク |
10.6%(10人) |
リモートワーク |
33%(31人) |
両方にメリットがある |
46.8%(44人) |
特に差はない |
9.6%(9人) |
- 両方にメリットがあると答えた46.8%が最多で、現代のWebエンジニアには柔軟な働き方が求められていることが明らかです。リモートワークの普及がこの意識を反映している可能性が高いです。
Q5.Webエンジニアに必要なスキルは?(76票)
変化への対応力 |
38.2%(29人) |
独創的な発想力 |
5.3%(4人) |
新しいスキルを身につける自己学習能力 |
43.4%(33人) |
その他 |
13.2%(10人) |
- 新しいスキルを身につける自己学習能力が43.4%と最も多く、技術の進化が速いこの分野で競争力を保つためには、継続的な学習が不可欠であることを示しています。
- 変化への対応力の回答も38.2%と多く、技術等の変化への対応が求められます。
Q6.Web開発において、最も重要だと思うスキルは?(73票)
プログラミング言語の深い知識 |
17.8%(13人) |
ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイン |
34.2%(25人) |
パフォーマンス最適化 |
30.1%(22人) |
その他 |
17.8%(13人) |
- ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインが34.2%で最多であり、ユーザー中心の設計が業界で高く評価されていることが分かります。良いUXは、製品の成功に直結する重要な要素です。
- パフォーマンス最適化も30.1%と多く、Webエンジニアの技量が試される分野でもあります。
Q7.将来はどうなりたい?(69票)
Webエンジニアとして活躍し続ける |
21.7%(15人) |
プロジェクトマネジメントやディレクションの立場に |
26.1%(18人) |
ITコンサルタントになる |
15.9%(11人) |
その他 |
36.2%(25人) |
- その他と答えた割合が36.2%と最も多く、Webエンジニアの将来のビジョンは多岐にわたることがわかりました。
- プロジェクトマネジメントやディレクションの立場にと答えた26.1%が多く、技術的な役割からより戦略的な役割へと進みたいと考えるエンジニアが多いことが示されています。この動向はキャリアの成長と発展を望むエンジニアにとって重要な指標です。
まとめ
技術の進化に合わせてスキルを磨き続ける重要性、フレキシブルな働き方への適応、そして生産性を最大化するための環境作りが、これからのWebエンジニアに求められることだと考えられます。
私たちも、これらの結果を生かし、Webエンジニアの考え方を理解し、より良い働き方を提供し、Webエンジニアの成長をサポートする取り組みを続けていきます。