【お掃除代行・ハウスクリーニング】参考になるホームページ制作デザイン！大手から中小までの事例を紹介

どうも、ウェブ企画パートナーズの竹内です。

今回は、ホームページ制作を行っているハウスクリーニングやお掃除代行、家事代行など、「お部屋をきれいにする系」の会社やサービスに向けて、参考にしたいWebデザインのサイトをご紹介します。

全部で10個ほどのサイトをピックアップしました。「これからリニューアルを考えている方」や「新しくホームページを作りたい方」の参考になればとまとめております。

それでは、早速見ていきましょう。

ハウスクリーニング系のWebデザイン事例

まずは、ハウスクリーニング業界のサイトからご紹介します。

おそうじ本舗

https://www.osoujihonpo.com/

最初にご紹介するのは「おそうじ本舗」さんです。

僕の記憶では、ハウスクリーニングやお掃除代行業界ではかなり老舗の部類に入る会社だと思います。サイト全体からも、そんな落ち着いた雰囲気が出ています。様々なWebマーケティングを行ってきた結果、こういった形に落ち着いたんだろうなという完成度の高さを感じます。

• 配色は「青色」で統一
  ロゴが青色なのもありますが、全体が青色でまとめられています。やはり青色はお掃除との相性が抜群ですね。「きれいにする」＝「クリーンな青」というイメージは、ユーザーに安心感を与えます。

• 機能性を重視した構成
  デザインが単にオシャレで優れているというよりは、「機能性」や「ページが増えてきた時の構成」として、非常に参考になります。例えば、ファーストビューですぐに見積もりのボタンが配置されている点など、「お問い合わせにつなげる導線面」はぜひ参考にしたいポイントです。

おそうじ革命

https://www.osoujikakumei.jp/

続いては「おそうじ革命」さんです。こちらも大手の部類に入りますが、おそうじ本舗さんとは対照的なデザインになっています。

• 情熱の「赤色」
  おそうじ本舗さんが青色だったのに対し、おそうじ革命さんは真逆の「真っ赤」な配色です。情熱を感じる色なので、「情熱を持って仕事をしてくれそう」「汚れと戦うプロ集団」といったキャッチコピー通りの闘志が伝わってくるデザインです。「いい仕事をしてくれそうだな」という印象に繋がりますね。

• ランキング機能の面白さ
  デザインは違いますが、見積もりへの導線や各種お知らせの配置など、訴求方法は大手らしくしっかりしています。個人的に面白いと思ったのが、ページ中段にある「ランキング」という要素です。
  家の中には「きれいな部分」と「汚い部分（素人ではきついエアコンなど）」があると思います。ユーザーの「ピンポイントでここを頼みたい」というニーズを汲み取り、「みんなはどこを頼んでいるのか？」を見せることで、「うちも頼もうかな」と感じさせる良い仕組みだと感じました。

おそうじ合衆国

https://osouji.support/

こちらはサービス単体のサイトではなく「比較サイト」なのですが、デザインが可愛かったのでご紹介します。

• 親しみやすいアニメーション
  背景に水の玉のようなアイコンが入っていて、それがゆっくり動いています。これからサービスを展開しようと考えている方にとって、コンテンツ自体は比較サイトなので参考になりにくいかもしれませんが、「可愛らしくて親しみを持てるデザイン」として参考になる部分は多いです。

• 見積もりフォームの仕掛け（UI/UX）
  特に参考になるのが見積もりフォームの挙動です。例えば「エアコン」というボタンを押すと、さらに「エアコンに対してのメニュー」が表示され、「お風呂」を押すと「お風呂だけのメニュー」が出てきます。
  最初から長いフォームを見せられるとユーザーは嫌がりますが、「選択項目によって次の入力項目が出てくる」という仕組みは、入力を進めてもらうための非常に面白い仕掛けだと思います。

掃除之助（そうじのすけ）

https://www.soujinosuke.jp/

続いては熊本の会社だったと思うのですが、「掃除之助」さんです。

• 圧倒的なブランディング（和服・時代劇スタイル）
  ファーストビューからインパクトがすごくないですか？「着物」というか、江戸を感じさせる和装でお掃除をしています。おそらく撮影のために衣装を用意されたのだと思いますが、これこそブランディングだと感じました。
  時代劇で廊下を雑巾がけしているシーンのようなイメージで、遊び心を見せつつも、普段の真剣な様子も写真で見せています。「どんな人が来るんだろう？」と興味をそそられますし、ここまでしっかり振り切れば好印象に繋がるという、Webデザインの良い事例です。

家事代行系のWebデザイン事例

ここからは家事代行系のサイトをご紹介します。厳密にはハウスクリーニングとはジャンルや主力が異なるため、デザインの傾向も変わってきます。

ベアーズ

https://www.happy-bears.com/

家事代行といえば、やはり「ベアーズ」さんが最も有名ではないでしょうか。

• 「今のニーズ」を逃さない検索窓
  ファーストビューが非常に特徴的で、「人気のワード」を表示させています。例えば「年末年始のお掃除」など、その時期のニーズに合ったワードを表示し、クリックするとその内容に飛べるようになっています。
  「自分にぴったりな内容」が表示されると人間はクリックする傾向があるので、ユーザーの動きをしっかり理解した導線設計です。

• 大手の余裕を感じるデザイン
  全体的にシンプルで、文字も少し小さめに設定されています。これが逆に「大手の余裕」や「爽やかさ」を感じさせ、安心感が伝わるデザインになっています。業界最大手を参考にしたい方は一度ご覧いただきたいサイトです。

きらりライフサポート

https://support.kirari.co.jp/

続いては「きらりライフサポート」さんです。ここまで出てこなかった色使いが特徴です。

• 寄り添い力を感じる「オレンジ」
  オレンジ色をベースとしたWebデザインになっています。暖かいイメージを連想させるオレンジは、家事代行のような「家庭に寄り添うサービス」において、「寄り添い力」を感じさせるカラーチョイスです。

• 安心感のあるフォントと雰囲気
  全体的に丸みのある可愛いフォントが使われており、親しみが持てます。「優しそうだから、余計なお金を請求されなさそうだな」といった心理的な安心感を与えるデザインになっていると思います。

Épais（イペ）

https://www.epais.co.jp/

続いては「Épais（イペ）」さんのホームページです。

• 実写×イラストのオシャレな融合
  ファーストビューの画像が非常にオシャレです。実写の部屋の写真の中に、家庭の様子がイラストで描き込まれています。センスの良さが一目で伝わってきますね。
  家事代行で家の中を触ってもらう以上、「センスのない人に整理整頓されたくない」という心理があると思います。このサイトからは、高級ホテルのドアマンのような「プロフェッショナル感」や「高級感」を感じます。高価格帯のサービスを展開しようとしている方には非常に参考になると思います。

民泊清掃系のWebデザイン事例

最近は日本で民泊が流行っており、清掃を専門業者に頼むケースが増えています。民泊清掃も清掃業の一種として、いくつかご紹介します。

M’s B（エムズビー）

https://ms-b.jp/

まずは「M’s B」さんのサイトです。

• 縦方向のスライドアニメーション
  ファーストビューのレイアウトが独特です。Instagramのように正方形の写真が並んでいるのですが、よくある横スライドではなく、縦に写真が動いていくアニメーションが面白いです。配色は赤系ですが、落ち着いたトーンでセンスを感じます。

• Google口コミのAPI連携
  「お客様の声」としてGoogleマップの口コミを掲載しています。口コミを勝手にコピーして載せると規約違反になることがありますが、これはAPIを使ってGoogleから情報を引っ張ってきているのでセーフです。こういった口コミの紹介方法（技術的な実装）も参考になります。

PLAYS.（プレイズ）

https://www.plays-inc.jp/

続いて「PLAYS.」さんです。

• キャッチコピーと写真のボケ感
  「民泊で、世界をもっと楽しく。」というキャッチコピーも素敵ですし、背景の写真が効果的にボケ（Blur）ていて、文字が見やすくなっています。

• 説得力のある数字の見せ方
  スクロールしていくと、紺色を基調とした今どきのデザインの中に、アニメーション付きでコンテンツが表示されます。特に料金のシミュレーションが分かりやすいです。「清掃料金は25万円かかるけれど、民泊の売上は85万円になりますよ」といった、「頼むことでさらに売上に繋がる」というメリットが直感的に伝わる構成になっています。

CleanB（クリーンビー）

https://clean-bnb.com/lp/

最後にご紹介するのが「CleanB」さんです。

• 押し引きが上手な配色
  明るい「黄色」を使いつつも、落ち着いた「青色」も使っており、色の押し引きが非常に上手な配色です。全体的に優しい雰囲気が出ています。

• ストーリー型（LP型）の構成
  必要な情報にすぐ飛べるカタログ型というよりは、「読んでいくうちに納得する」ストーリー型（LP型）の構成になっています。
  「こんなことに困っていませんか？」→「解決できますよ」→「実績があるから安心ですよ」→「選ばれる5つの理由」と、順を追ってサービスを理解できる流れです。家事代行や民泊清掃が初めてで不安なユーザーに対して、不安を解消しながら寄り添うページ構成として非常に参考になります。

まとめ

以上、ハウスクリーニング・家事代行・民泊清掃など、クリーニング業界の参考になるホームページを紹介させていただきました。

全体的な傾向としては以下のようになります。

• クリーンな印象を与える「青系統」
• 情熱やしっかりやる姿勢を伝える「赤系統」
• 優しさや寄り添いを表現する「暖色・可愛いデザイン」

デザインだけでなく、「お問い合わせをいかに貰えるか」という仕掛け作りも非常に重要です。広告を出して集客する際にも、コンバージョン率（問い合わせ率）を高めるためのコンテンツや内容作りが鍵となります。

弊社でもホームページ制作や、最近ではWeb担当者の代行サービスをメインで行っております。気になる方はぜひ一度お問い合わせください。また、こういったデザイン情報やWebマーケティング全般の情報を発信していますので、参考になった方はぜひチェックしてみてください。