脱毛サロン・脱毛クリニックのおしゃれなホームページ制作デザインまとめ!差別化のポイントは?
一昔前は脱毛サロンや脱毛クリニックと言えば、女性のイメージでしたが、最近はかなり男性向けの脱毛サロンが増えてきています。むしろ都内に限って言えば、広告料としてはかなり同等のラインまで来ているのではないかと思います。
競争の激しい業界ですので、他社とどのように違いを感じてもらうのか、差別化が重要となります。
ターゲットとなる顧客にしっかりと刺さるようにするためにはどのようなホームページにするべきか、デザインなどのようなものがいいのか、参考となりそうなホームページの最新情報をまとめました。
目次
ポップなデザイン
じぶんクリニック
全体が鮮やかなオレンジ・イエローでまとめられており、明るく健康的な印象を受けます。アイコンや見出しの文字がポップで、親しみやすいイメージを与え、医療脱毛へのハードルを下げる効果があります。
施術内容や料金プランが分かりやすくまとめられており、若年層や医療脱毛初心者にとっても情報が十分に揃っているサイトです。
ラココ
ピンクと白の配色が特徴で、ポップで若々しいデザインが魅力です。イメージモデルの世間的イメージとサイトのデザインがマッチしており、特に10代〜20代前半の若い女性に強く訴求します。
レイアウトはスマホに適したものになっており、スマホの利用頻度の高いターゲット層のニーズを満たしています。
つるピカ
白地に青をベースにまとめられたデザインで、清潔な印象を与えます。黄色の差し色で重要なポイントが強調され、内容をスムーズに理解できます。
お洒落さを求めたデザインというよりは、広告性の強いLPのようなデザイン・設計となっており、セールス性の強さを感じる方もいるかもしれません。
Eva Wax
メインビジュアルには来店客の顔写真と口コミが掲載されており、豊富な施術実績をアピールしています。
メインビジュアル直下にある「News」セクションが更新されていない点が非常に残念です。自社で更新するコンテンツセクションは、頻繁に更新するのであればページトップへの配置が有効ですが、更新が難しい場合は目立たせない場所に移動させるか、セクション自体を削除した方が良い場合もあります。
男性向けのデザイン
オーシャンズ
ディープグリーンの背景が、リラックスできるサロンの雰囲気を醸し出しています。全体のデザインは落ち着いており、男性向けの脱毛サロンに適しています。
説明画像として使用されているイラストは、センスと親しみやすさを感じさせます。社会人男性が仕事帰りにリラックスも兼ねて気軽に立ち寄れるサロン、というイメージがトップページを見ただけで伝わります。
ウィルビークリニック
https://willbe-clinic.com/black/
白地に黒のフォーマルなフォントでまとめられた、シンプルながらも高級感のあるデザインで、医療美容の専門性を強調しています。メインビジュアルから男性向けのクリニックであることは連想できますが、「男性専門」などの表記が目立つ場所になく、イメージ写真に女性客の写真が使われている箇所もあるため、女性の受け入れが不可なのかがわかりにくい点が惜しいです。
銀座ブライトスキンクリニック
メインビジュアルには、ネイビーを背景にした男性のモデル写真が使われており、男性らしいお洒落さを感じるデザインです。
ページタイトルにもページトップにも、「メンズ専用サロン」とわかる表現が明記されているため、対象となる層がはっきりわかります。
ビルの並ぶ街並みやスーツ姿の男性の画像が随所で使われており、ターゲットである社会人男性に、親しみやすい・通いやすいサロンだという印象を持たせます。
柔らかいデザイン
フレイアクリニック
メインビジュアルには知名度の高いイメージモデルの画像を大々的に配置しており、大手ならではの信頼感が伝わります。カラフルなパステルカラーが背景色に使われており、柔らかく安心できる雰囲気を演出しています。
各院の情報について、トップページにも店名だけでなく店内の内装もアイコンとして表示されていますが、良い意味で全国どの店舗に行っても同じ雰囲気だということがわかり、安心要素になり得ます。
カノアクリニック
メインビジュアルには爽やかなモデルのイメージ画像がスライドショーで表示され、清涼感を感じます。男性の画像も含まれていますが、女性の画像の方が多いため、全体的に女性向けの印象が強くなります。
白背景に黒線のメニューバーは少し存在感が薄く、特に白背景のセクションでは見落とされてしまう可能性がある点が惜しいです。
高級感のあるデザイン
恵比寿ブライトスキンクリニック
https://bscebisu.com/?utmsource=google&utmmedium=mybusiness
白とブラウンを基調とした配色が高級感を演出する、エレガントなデザインが特徴です。
サイトデザインと情報のまとめ方は、20代後半以上の社会人女性に訴求しそうですが、スマホに特化したレイアウトのため、PCで情報収集するユーザーの間口を狭めてしまうおそれがあります。
三鷹ヒロクリニック
白地に水色と青色の配色は、メインビジュアルに配置されている店内風景の配色を引き継いでおり、デザインの一貫性が感じられます。
トップページをスクロールすると、施術一覧が表示されますが、アイキャッチのデザインが統一されておらず、雑多な印象を与えてしまうおそれがあります。
考えられたヘッダーメニュー:ウィルビークリニック
PCで閲覧した際のヘッダーメニューは、かなり考えられたんだろうなという感じが伝わってきます。脱毛は女性だけのサービスではありませんし、かといって男性と女声を同じデザインで訴求していいものかどうかという悩みはつきまといます。
そこでヘッダーで男性専用の導線がわかりやすく設置されています。隣に電話のマークもあるのですが、珍しい黒電話のようなアイコンが設置されているのも何か意図を感じます。
全体的にはゴールドで爽やかにまとめられていて、高級感もそうですが清潔感も感じるようなホームページデザインではないでしょうか。個人的には施術の流れが全自動で流れていってくれるのは気持ちがいいなと感じました。
まとめ:脱毛サロンはコンセプト+信頼
たくさんの脱毛サロンのホームページを見てきましたが、まず自社サービスのコンセプトを伝えるのは重要だとして、それ以外にも信頼が特に重要だと感じます。
手軽さを売りにして、業界の信頼を損なってしまうような企業もいましたので、その信頼を取り戻すためにお客様に安心してもらうような材料を用意することはさらに重要だと感じます。
信頼へのアプローチの方法は色々とありますが、動画なのか、SNSなのか、機材なのか、などなど企業によって得意なアプローチは異なりますので、自社に合った信頼づくりをお客様とホームページを通じて行っていきましょう。