【学習塾】参考になるホームページ21選!デザインやコンテンツのアイデアも!
学習塾のホームページは、生徒が見る可能性もありますし、保護者の方がメインで見ることもあるでしょう。
ターゲットがまず2つの可能性があるところが難しいところです。
また小中高で微妙に好みも違ってきます。
今回は数ある学習塾のホームページの中でも、参考となりそうなデザインやコンテンツを用意しているWebサイトをご紹介していきます。
目次
受験への強さが伝わるサイト
TOMAS
メインビジュアルから合格実績が大きく表示され、強いインパクトを与えています。単に「◯◯大学合格」だけでなく、パーセンテージや合格者数を大きく示していて、塾の実績が強く伝わります。数値データが、「本物の個別指導」というキャッチフレーズに説得力を持たせています。
全体の色使いは赤と黒を基調としていて、力強い印象を受けます。フォーマルなフォントが使われていることで、デザインがカチッと引き締まり、信頼感がさらに強調されています。「受験指導のプロ」というイメージを自然と持てるデザインです。
希学園
https://www.nozomigakuen.co.jp/index-k/
サイトを開いた瞬間、圧倒されるほどの情熱が伝わってきますね。写真に映る講師が学園長だということがすぐにわかり、学園長自ら熱意を持って指導されているということが一目で理解できます。トップからすぐに学園長が理念を語る動画に遷移でき、強いリーダーシップと熱意が感じられます。塾の理念や指導への情熱がまっすぐ伝わり、強く印象に残るサイトになっています。
SAPIX小学部
中学受験専門としてとても有名な大手塾ですが、メインビジュアルには笑顔で楽しそうに授業を受ける子どもたちの写真が使われていて、厳しくて怖い中学受験のイメージが少し和らぎます。実績が高くカリキュラムが充実していることは、受験を考えている保護者には十分知られていると思うので、この明るいイメージのデザインで、さらに「楽しみながら勉強に励めそう」というプラスの印象が加わります。バナーやナビゲーションメニューの表記内容からはしっかりと中学受験塾らしさが伝わります。
花まる学習会
https://www.hanamarugroup.jp/hanamaru/
こちらも特に小学校受験で有名な教室ですが、明るさ、楽しさが全面から伝わるデザインです。全身で楽しむ子どもの写真がメインで使われ、「勉強」という意識を持たずに楽しみながら学べそうというイメージを持てます。代表や専門家によるコンテンツのバナーもページトップに設置され、教育熱心な保護者の興味を引きつけます。
アットホーム、親しみやすさを伝えるサイト
キッズ珠算会
パステルカラーを基調にしていて、柔らかく親しみやすい印象を受けます。フォントも丸みを帯びたものや遊び心のあるものが使われ、優しそう、楽しそうといった子どもにぴったりなイメージが連想できます。写真とイラストが組み合わせて使われ、親しみやすさが強調されています。派手なエフェクトやアニメーションはありませんが、サイト全体から生き生きとした雰囲気を感じられるサイトです。
ABILITY
白地の背景にパステルグリーンの差し色でまとめられた、柔らかい印象のデザインです。「東北発教育ベンチャー」のイメージと、「安心できる学びの場」という塾のブランディング要素が、配色から伝わってきます。メインビジュアルでは、実際の教室内の様子が動画で流れていて、授業見学に来ているような臨場感を感じられます。動画の中で先生と生徒がハイタッチをする場面が複数回見られ、アットホームさを印象付けています。
ナカジュク
塾の年間スケジュールやイベントがイラストと写真でわかりやすく紹介されているページがあり、競合との差別化ポイントをアピールする役割を果たしています。保護者に対しては、入会後、子どもたちがどのように塾で過ごし、成長していくのかというイメージが伝わりやすくなっており、生徒に対しても、堅苦しすぎず楽しみながら勉強できそうだというポジティブな印象を与えます。
差別化ポイントを全面に押し出したサイト
いい塾
お洒落な内装が魅力の塾のため、ページトップで内装をじっくりと見せる映像が全画面に表示されています。ルームツアーができたような感覚になります。内装の貴重となっているブラウン系の配色が、サイト内にも引き継がれていて、お洒落な落ち着いた空間で勉強できそうというイメージを持ち続けられます。
自立学習塾自習館
授業での指導をしない、自習を専門とした塾というコンセプトにマッチしたデザインです。メインビジュアルには黙々と勉強をする学生の写真がスライド式で現れ、集中して自習できる環境が整っていることが伝わります。「自習」というとどこか孤独で無機質なイメージがありますが、丸みのあるフォントやイラスト、明るい色使いで、温かいイメージや安心感も感じられるデザインになっています。
ターゲット層を限定しすぎないサイト
個別指導3.14
「塾」と一言に言っても、具体的に何歳から何歳まで対応しているのか、下層ページまで辿らないとわからないことはよくありますが、このサイトでは、開いた瞬間すぐにわかりますね。写真だけでも幼児〜高校生が並んでいることがわかりますが、写真の直下にテキストでも明記されているので誤解のおそれもありません。
全年代を対象とした塾では、デザインが少し子ども向けに偏りがちなため、中高生にはあまり向かない印象を与えてしまうおそれがありますが、このサイトはカラフルで明るい雰囲気を保ちながらも、シンプルで先入観を持たせないデザインになっています。
個別学習塾みちしるべ
https://kobetsu-michishirube.com/
オレンジを基調とした配色でまとめられていて、明るく活気がありそうな印象を受けます。笑顔の学生・先生の写真がスライドショーで流れてきて、親しみやすさを感じます。
メニューバーには写真やイラストのアイコンが併用されていています。分かりやすさは勿論、サイト全体に明るく柔らかい印象も与えています。
セイブ個別
キャッチフレーズがユニークで印象に残るサイトです。個別指導が「先生と生徒の真っ向勝負」と表現されていて、先生側の気合い、生徒側の真剣さ両方とも伝わります。通塾だけでなくオンラインも選べるという差別化ポイントも、トップで目立つように記載されていて、塾の魅力がすぐに伝わるデザインになっています。
大手塾のサイト
明光義塾
明光義塾さんはセンスのあるイラスト・アニメーションのイメージが強いですよね。ですが、ホームページではイラストを全面に押し出すことはせず、アイコンなどに小さく配置する程度に留めています。CMやチラシなど、子どもの目に留まりやすい媒体ではイラストをメインにして親しみやすさを強調し、一方で、保護者が深く検討する材料となるホームページでは、かっちりとしたシンプルなデザインで、プロフェッショナルなイメージに整えられています。戦略的にマーケティングされていることがよく伝わります。
KUMON(くもん)
https://www.kumon.ne.jp/index.html
ブランディング要素、デザイン、情報量、全てにこだわりが見える、業界最大手にふさわしい高クオリティなサイトです。トップで複数の著名なアンバサダーが惜しみなくアピールされ、ユーザーがすでに持っている公文式に対する信頼感をさらに強くさせる効果が期待できそうです。
個別教室のトライ
知名度が高く、ブランドイメージはTVCM等で十分に認知されているからこそ、ホームページは保護者が知りたがる情報を端的にわかりやすく伝えることにフォーカスした、シンプルなデザインになっています。特に、全国チェーンでありながらも地域密着型である点がよく伝わります。
ヘッダーに大きく教室検索ボタンが設置されており、フリーワードで検索できるので、学校や家の近所にトライがあるということをすぐに調べて認知できます。また、都道府県別の合格体験談、受験情報など、エリアごとの情報がかなり充実しているため、地域に根付いた受験指導を受けられそうだという信頼感を持てます。
バナーの訴求力が高いサイト
森塾
「1ヶ月無料体験」というバナーが最初に目に入ります。「1ヶ月も体験できるのはすごい」、「アンバサダーはこのタレントなんだ」という2つのポイントでまず印象付きます。さらにバナー直下に「+20点」や「229校舎」という数値を交えたアピールポイントが明記されていて、ページトップを見ただけで期待値が高まります。
個別指導塾スタンダード
赤字で大きく書かれた「0円」という数字が存在感を示しています。最大2ヶ月0円、教材費0円というお得情報はインパクト大です。さらにじっくり見てみるとヘッダーにも蛍光色で「入会費用0円」と表記されています。0円のという数字の連続と、「スタンダードで決めよう」という力強いキャッチフレーズにも後押しされ、購買意欲を引き出します。お得さをアピールする際、塾以外でも幅広いジャンルで参考になりそうなデザインです。
秀英予備校
https://www.shuei-yobiko.co.jp/
トップページには複数のバナーが設置されていますが、最も注目されそうなバナーは、メインビジュアルに固定され、最新情報などを紹介するバナーはスライド式で小さめに設置されています。固定バナーで特に訴求したい情報の見落としを防ぎつつ、次々に切り替わるバナーで訪問者の興味を引き続けています。
英進館
メインビジュアルから、「9月度」の入塾生を募集していることが大々的にアピールされていて、強い限定感が感じられます(本記事執筆日は8月)。塾選びは迷い始めるとキリがないですが、このように期間が限定された表記があると、「◯月までに早く決めないと」と焦りを感じさせる効果も期待できます。まずはこの塾にすぐに体験申し込みをしてみよう、というアクションに繋がりやすくなりそうです。
エフェクト・アニメーションが効果的なサイト
ナビ個別指導学院
?→!のアイコンに合わせて、モデルの表情が変わり、コンセプトを理解しやすいです。「わかった!」や「自分でできた!」という柔らかい表現で、勉強が苦手な生徒にも優しい印象を与えます。
スクール・ワン
メインビジュアルでは講師がにこやかに指導する映像が流れ、「褒めて伸ばす指導」というキャッチフレーズを印象付けています。デザイン自体はシンプルですが、オンマウスした際にボタンが大きくなったり文字や背景の色が変わったりと、操作のしやすいサイトになっています。