【衝撃データ】Googleの牙城が崩壊?検索シェア90%割れの真相と今後のWeb戦略

SEO 最終更新日:2025/03/28

どうも、ウェブ企画パートナーズの竹内です。

今回はGoogleの検索シェアに関するちょっと驚きのニュースが飛び込んできましたので、ブログ記事にしてみました。

Googleのシェア変化の歴史

Googleのシェア変化の歴史

これまで日本では、YahooとGoogleが半々くらいだった時代がありました。もう何年前でしょうか、20年ぐらい前には「goo」という検索エンジンや「iモード検索」なんかもあったと思います。

そういった時代を勝ち抜いたというか、少なくとも日本ではYahooがGoogleの検索エンジンを利用するようになり、YahooとGoogleが同じ検索結果を表示する状態になって久しいです。

そんなGoogleのシェアにちょっと変化が起こりそうというニュースが来ましたので、ご紹介していきます。

海外ニュースから見るGoogleのシェア低下

こちら、海外のニュースサイトの情報になるのですが、「サイバーセキュリティニュース」というブログで2025年1月16日に投稿されたものです。英語ではあるのですが、「Googleのマーケットシェアが90%を割り込む」というタイトルで記事が公開されています。

内容が英語ですので、Google翻訳で日本語にして解説していきます。

Googleの検索の市場シェアが90%を下回ると、検索エンジン業界において長年支配的な地位を占めてきたことは疑いの余地もありません。長年にわたりGoogleの検索世界シェアは一貫して90%を超えており、これは世界中の検索クエリ(キーワードのこと)の10件中9件はGoogle検索を通じて完了している状態だったと。

ただこのStatCounterというアクセス解析ツールの最新統計によると、Google検索の世界市場シェアは90%の閾値を下回っているとのこと。具体的には2024年10月に初めて市場シェアが90%を下回って以来、回復できていないそうです。最新の数値は89.73%で、2015年以来初めてGoogleの市場シェアがこの危機的なレベルを下回ったことを示しています。

StatCounterによる最新統計データ

StatCounterによる最新統計データ

このStatCounterの統計が非常に気になるところですが、早速見てみましょう。

StatCounterというアクセス解析ツールのサービスがあって、統計情報を出しているサイトがあります。最新のデータによると:

  • Google:89.74%
  • Microsoft Bing:3.97%
  • Yandex(ロシアで主に利用):2.56%
  • Yahoo:1.29%
  • Baidu(中国で主に利用):0.81%
  • DuckDuckGo(セキュリティに配慮した検索エンジン):0.66%

肝心の今回のGoogleですが、2024年12月で数字が89.73%となっています。11月が89.99%とぎりぎりで、10月は89.34%、9月は90%、8月は90.5%なので、緩やかに後退していて、ついに90%を切ったというデータが出ております。

Googleシェア低下の要因と影響

Googleシェア低下の要因と影響

90%を切ってしまったGoogleですが、これまで10年ぐらい9割以上のシェアを取ってきたんですが、3ヶ月続いて落ち込んでいるということは、おそらく本格的にシェアが少なくなってきているでしょう。

どうでしょうか、皆さんも体感としてGoogleの利用率が減ったというイメージがあれば、まさにそれを表しているかなと思います。

僕自身でいうと、確かにChatGPTを普段から活用していますので、Googleで検索するより先にGPTに聞いてみようと思うことは多くなりました。なので僕自身の検索シェア率は確かに9割を切っているなと感じます。

それ以外にも、ChatGPTの台頭というところもありますし、飲食店はインスタで検索したり、観光も含めてTikTokで検索したりと、あらゆる状況でGoogleの牙城が崩れ始めているという印象があります。

統計の信頼性と今後の展望

StatCounterのサイトがどれぐらい信用力があるか、世界中の統計として果たして正しいのかというと、そうではないかもしれません。国によって当然違いもあるでしょう。

ただ、アクセス解析ツールを提供しているということは、様々なWebサイトに流入しているユーザーがどの経路でWebサイトに訪問しているかというところを、かなりのアクセス数はおそらく持っていると思いますので、統計としてはある程度信頼に足るのではないかと思います。

国による違いがどこまで反映できているかは疑問ではあるのですが、Googleのシェアが下がってきているという趣旨においてはある程度信頼に足るのではないでしょうか。

だからといって今すぐにGoogleがやばいとか、そういうわけではありません。少なくともGoogleだけを見てWebマーケティングをしておけば良いというわけではなくなってきたということです。皆さんも普段から感じているところではあると思いますが、改めてデータとして見ると興味深いニュースだと思います。

Webマーケティングにおける示唆

ちょっと速報的なニュースになったので何かをつらつらと語れるというものでもないのですが、引き続きGoogleは9割近くシェアを持っているということではありますので、Webマーケティングの最先端というか、一番コアになってくる部分ではあると思います。

このあたり業種とかによってもGoogleを一番優先すべきか変わってくるのですが、多くの企業にとっては引き続きGoogleは重要です。ただシェアは少しずつ落ち込んでいるので、今後の動向を注視しておく必要はあるでしょう。

ただ他の検索エンジン、例えばChatGPTとかはおそらく顕在顧客はまだ集められないツールなんですよね。というのも、例えば何か業者を探す時におそらくChatGPTは使わないですよね。何か新しいサービスを探す時に使うのは引き続きGoogleだと思います。

例えば我々はホームページの制作の代行を行っておりますので、「おすすめのホームページ制作会社はどこですか?」と、それはおそらくChatGPTでは聞かないと思います。調べ物だったり潜在顧客向けキーワードのシェアもこれまではGoogleは取っていたのですが、そこがチャットに一定数流れているということなのかなと思います。

未来の検索環境

未来がどうなるか分からないのですが、もしかするとAIで出てこないような新鮮な情報をGoogleで調べたりですとか、あとは直接サービスを探す際にGoogleを利用するといった棲み分けがされていくのかなというような個人的な予想ですが、そのように思っております。

またこういった新しいニュースですとか、Webの担当者の方向けに発信しておりますので、役立ちそうなニュースがあれば、このような形で引き続きお伝えしていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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