ページタイトル変更でアクセス数が2,000%アップした事例と、変更のコツをご紹介!
先日こんな記事を公開しました。
↓ブログの過去記事、修正・リライトしてますか?アクセスアップに役立つ理由を解説
https://wk-partners.co.jp/homepage/blog/seo/correction-of-past-articles/
この記事では、過去記事を修正することで得られるメリットについてご紹介しているのですが、今回はその中でも、ページタイトルにフォーカスし、タイトルを変更したことで実際にアクセス数に変化があった事例をご紹介したいと思います。
目次
1,そもそもタイトルとは
2,背景・事前情報
3,どのようなタイトル変更をしたのか
4,アクセス数が2,000%アップ
5,まとめ
そもそもタイトルとは
ホームページはHTMLという言語で作られているのですが、その言語にタイトルタグというものがあります。
↓赤枠の箇所です
基本的には、このタイトルタグで挟まれているテキストが、検索結果で青い太文字で表示される仕様です。
↓タイトルタグが検索に反映された様子
タイトルタグについては、SEOについてGoogleが公式で提供している「検索エンジン最適化スターターガイド」でも一番最初に記述されており、重要であることがわかります。
↓検索エンジン最適化スターターガイド
背景・事前情報
具体的なサイト名やURLを公開することはできませんが、今回タイトルを変更したページは、サービスサイトに付随する、オウンドメディアのとある1ページです。
このページの役割としては以下の図のような感じ。今回はわかりやすいように美容院のホームページと仮定してご説明していきます。
顕在客へアプローチするような役割のページではなく、上図のオレンジ色の潜在層へアプローチする目的のページです。
どのようなタイトル変更をしたのか
変更前のタイトルについて
現在のページタイトルは、レポート形式のようなタイトルになっていて、タイトルが検索結果上に表示される可能性があることを意識できていませんでした。つまり、検索結果に表示されたときに「ユーザがクリックしたくなるようなタイトル」になっていなかったということです。
(例)<変更前>
顔の形と髪型の関係について
タイトル変更の考え方&変更後のタイトル
まず最初に考えなければならなかったのは現在どういったキーワードで流入しているかということでした。流入しているキーワードの順位をキープしつつ、さらにページの内容からどういったニーズに応えることができるのかを考えました。例えば丸顔や面長など、様々な顔の形の人が見ることが想定できます。
そこで次のようなタイトルに変更してみました。
(例)<変更後>
丸顔や面長など、似合う髪型の選び方のポイントは?小顔に見えるコツも教えます!
変更のポイント
顔の形や髪型に興味がある人は、検索する際に自分の顔の形で検索することが予想できますので、具体的な名称の「丸顔」や「面長」といったキーワードを挿入しました。
さらにほとんどすべての人が小顔に対して憧れを持っていますので、髪型で小顔に見せることができるのであれば興味を持ってもらえるのではないかと考えました。
アクセス数が2,000%アップ
2017年の1月時点では、そのページのアクセスは100程度しかありませんでしたが、変更後、徐々にアクセスはアップし、2017年5月の時点で月間アクセスが2,000アクセスを超えました。
下図が実際のGoogleアナリティクスの管理画面です。
↓1〜5月のアクセス数・推移
↓1月と5月のアクセス数・比較
徐々にアクセスが増えていっているのが分かりますでしょうか。
まとめ
ご紹介した事例を見るとタイトルを変更するだけで、劇的に改善することが出来るように思えるかもしれません。しかし実際にはタイトルだけでなく、当然ページの内容も重要です。
今回はタイトルが最適化されていなかっただけで、ページ内容はかなり充実していました。なのでこのような結果が伴ったと考えています。ただ、ページタイトルの重要性について少し考えるきっかけになればと思い、ご紹介しました。
ついついページタイトルは、どのように付けたら良いのかわからなかったり、ページ数が多かったりすると適当に付けがちですが、どのようなページも検索結果上に表示される可能性があることを考慮してページタイトルに反映していきたいですね。