【2025年最新】Google検索結果での順位別クリック率データ公開!あなたのサイトのアクセス数を増やすには?

SEO 最終更新日:2025/04/21


Googleの検索結果とクリック率の現状

どうも、ウェブ企画パートナーズの竹内です。今回はGoogleの検索結果の順位別クリック率データについてお伝えしたいと思います。

Googleの検索結果といいましても、今は様々な要素が増えておりまして、まず一番上に広告枠ありますよね。Googleの広告枠があって、その下に自然検索結果、通常の広告ではない部分の通常の検索結果が出るのが一般的という状況になっているんですが、例えば飲食店だと地図が表示されて近くのGoogleマップの様子だったり、そのマップに出ている店舗の情報もでてきますし、それ以外にも動画が検索順位の中に出てきたりします。

あとはジャンルによっては、例えばみなさんもご経験あるかわからないんですけど、映画の情報を調べようとした時に最新の映画の情報だったり上映時間だったり、あとは席の予約がそのままできたりといった場合もあります。他にはレシピなど、検索キーワードによって検索結果が変動することもあります。

AIオーバービューの影響

一番最新のものでいいますと、AIの連携が凄まじくなってきておりまして、検索で特定のWebサイトにアクセスしなくても、GoogleのAIが検索結果上でその質問に対する答えを教えてくれることもあります。そういう検索結果が出る場合もあるんですが、それはAIオーバービューという名前で、そちらが上位に出てくることもあるので、以前に比べてWebサイトへのアクセス、要は検索で上位に表示されたからといって、Webサイトへのアクセスが増えるかというと、余計な要素と言ったらGoogleには申し訳ないんですけど、他の要素も割と入ってきているんです。

検索結果が最新ではどうなっているか気になりましたので、海外のWebサイトをいくつか参照しながら、日本でも全く同じとは思わないですが、ある程度似たような数字になるのではないかということで、いくつかのデータを参照しながら、だいたいこんなもんですよとお話ししていければと思います。

2025年最新のGoogleの検索クリック率データ

FirstPageSageのデータ

まず1つ目がFirstPageSageというホームページのデータです。SEOのコンサルタント会社が作成している記事からご紹介したいと思います。Googleクリックスルーレート(クリック率のことですね、業界ではクリックスルーレート、略してCTRと言ったりするんですけど)のbyランキングポジション、要は検索順位のクリック率ということで、そういった記事を公開していて、2025年1月22日の記事になります。

早速データから見ていきたいんですけど、まず広告枠が最初にこの検索結果では2つ出ています。3つ出ることもあるんですけど、このサンプルでは2つでした。

広告枠のクリック率

  • 1つ目が2.1%(広告の1位のクリック率)
  • 2つ目が1.4%

これで広告枠のクリック率低いじゃないかと思うかもしれませんが、これはクリックしないとお金は発生しませんので、載せてるだけだったら何ら問題ないわけですね。興味のある方だけにお金を払うので、クリック率があまり高くなくても問題ないかと思います。問題が起こることもあるかもしれませんが、ほとんどの場合問題ないと認識してもらえると良いかと思います。

自然検索結果のクリック率

  • 1位が39.8%(ほぼ4割位のクリックが1位に集まる)
  • 2位が18.7%(1位の半分くらい)
  • 3位が10%
  • 4位が7%ぐらい

なのでほぼ1位が4割ぐらいのクリックを持っていくと、2割ぐらいを2位がもっていて、3位が1割と、4:2:1ぐらいで1位2位3位のクリック率になっているデータでした

ただこれデータのソースを見てもソースが載ってなくて、このSEO会社の独自データだと思うんですが、ソースが無いんですよね。なのでそこがちょっと信用していいものなのかと思いました。ただこれ関連のキーワードで検索した時に一番上に出てきたので人気の記事なんですかね。ということで1つ目のサイトの参考データだとだいたい1位が4割ぐらいです。

BACKLINKOのデータ

次はBACKLINKOというサービスで、こちらも同じくSEOのサービスを提供している会社のデータなんですが、こちらのデータ元はしっかり明かされておりまして、Semrush(セムラッシュ)といわれるSEOの分析ツールですね。そちらのサイトのサービスのデータを参照して出しているとのことで、「私達は4millionのGoogleの検索結果を元にオーガニッククリックスルーレートを調べました」ということです。

こちらのサイトのデータによると、1位の平均のクリック率は27.6%だと言っていますね。なのでだいたい3割ぐらい、先程ご紹介したサイトが4割ぐらいなので、10%ぐらい下がっているということです。

これは詳しくは見ていないんですが、恐らく調査方法とかそういったところもあると思います。あらゆるものをまとめた結果なのか、それともAIオーバービューといってAIの回答が出ない場合の結果だったり、そういった前提条件が若干違う事があるので、まるっと鵜呑みにしないでいただけるといいんですが、だいたい3割ぐらいです。

その他にもかなり詳しくデータが載っておりまして、例えば2ページ目に行くとガクっと下がるよということで、1ページ目に出てないと、この10位までに出てないと、アクセス数は大幅に減っていくというデータが出てたり、あとは2位3位ですとか、そのあたりのクリック率のデータも載っておりまして:

  • 1位が27.6%
  • 2位が15.8%
  • 3位が11%

データの比較

先程のデータと比較しますと、こちらが先程のデータで先程のデータによると40%・20%・10%ぐらいですね。こちらのデータによると3割ぐらい、その半分ぐらいなので15%・10%ぐらいと、3位は概ね同じ数字ですかね。先程のサイトでも10%ぐらいとなっていて、2位のサイトはやや減っています。先程のサイトが20%ぐらいなので5%ぐらい減ってますね。1位のサイトが10%ぐらい減っているということで、全体的に自然検索のクリック率が特に上部に限っては落ちています。

でも1位に表示されるとだいたい3割ぐらい、2位はその半分ぐらいになってしまうと、3位は更にその半分ぐらいになってしまうのを目視でご覧いただくとわかるんですが、要はそもそも3割ぐらいのクリックしか貰えなくて、どのデータも今のところは2位はその半分ぐらいのクリック率になって、3位はその更に半分ぐらいになっていて、4位はその半分とは言わないですけど、だいたい4分の1ずつぐらい減っていくというデータになっております。

第3のデータソース

この記事の最中に他のデータとだいたい合いますよねという記述があり、そのデータも見てみます。こちらは先程のデータを日本語翻訳したものなんですが、こちらも同様にアクセス解析といいますか、SEO対策の為に見るべき指標を教えてくれる海外のツールのデータになります。

  • 1位がだいたい41%ぐらい
  • 2位がその半分以下で15%ぐらい
  • 3位が8.59%

Advanced Web Rankingのデータ

なので今まで合計3つのサイトのデータを参照したんですけど、3つの平均を出すとだいたい35、6%ぐらいですかね。ざっくりとした計算なんですが、だいたい3、4割ぐらいを1位が持ってくと、2位がその半分ぐらい、だいたい20%ぐらいが平均値だと思うんですけど、20%をちょっと切るぐらいです。3位が10%ぐらいは共通してたと思うんですが、それぐらい1位・2位・3位でもクリック率に変化があると覚えていただけるといいかと思います。

データから見える事

検索順位の重要性

データからどういったところを読み取っていけばいいのかなんですけど、まずやはりこちらの棒グラフを見ていただいても、だいたい5位ぐらいまでには入りたい、悪くても1ページ目には入らないとあまりクリックはしてもらえないと言えます。特によく検索されるキーワードでしたら2ページ目でもある程度流入があるんですが、あまり検索数のないキーワード、例えばBtoB取引系のキーワードはニーズはあるんですが、やはり企業同士の取引になるので検索回数は少ないんですよね。

そういった時は1位に入らないと、1位でなくても1ページ目に入らないとそもそもクリックは生まれづらくて、さらにシビアな事を言うと、実際は4位、悪くて5位に入らないと、ほとんどクリックをもらえないと思います。

1位と2位の差

1位と2位もですね、「2位じゃだめなんですか」という言葉が昔流行りましたが、2位だと1位と比べて2倍ぐらいクリック率に差が出ますので、圧倒的に2位じゃダメな状況になっています。なのでどういったキーワードでも、1ページ目に入ったから上り調子だなと安心せず、引き続き1位に勝てるような内容づくりだったり、施策を行っていかなければならないという結果になったと思います。

過去との比較

1位と2位の差が大きく開いていたり、2ページ目はほとんどクリックされないとか、そういうのは今回2025年最新のデータでご紹介したんですが、その傾向は過去とあまり変わってないと思います。

こちらのサイトが時期でいろいろ切り替えられるので、試しに去年の1月を見てみると、1位が37.66%なのでやや上がってますね。今年の方が3%ぐらい上がってると、これはおそらくAIオーバービューの影響だと思います。

AIオーバービューの影響

AIオーバービューはその回答を特定のWebサイトから運用して検索結果上に載せるというものです。その回答欄がちょっと凄くて、今サンプルでオーバービューが出てる時の検索結果の画面が表示されてるんですが、この枠がAIオーバービューです。Webサイトから引用してきて検索結果に内容を載せてしまうと、領域がすごく広いじゃないですか。なのでこれがクリックされやすいですよね。なのでそのあたりの影響で、クリック率が上がってるんじゃないかなと、これは個人的な予測なんですがあるかと思います。

検索順位やクリック率を上げるには

平均値を超えるための工夫

そうはいっても平均値なので、その2位のサイトが20%ぐらいしかクリックされないとか、そういったデータあったんですが、あくまでも平均値なので、ということは40%ぐらいクリックされるような2位もあれば、逆に1%ぐらいしかクリックされない2位もあったりして、その合計値が20%ぐらいなんです。

当然そのデータだけを見て、2位じゃダメだからと諦めてしまう必要はなくて、2位でも更にクリック率を上げていくのは、やはり意識しなければならないことですね。

検索順位ばかりに目が行きがちなんですが、当然それが最も重要ではあるんですが、その順位の中でクリック率を上げることももちろんできますので、そのあたりの施策を行っていく必要があるんじゃないかと思います。

タイトルタグの改善

わかりやすく言うと、青色の太文字の部分ですね。タイトルタグが基本的には出るんですが、こちらの内容が非常に短くてクリックそそらないようなタイトルになっていれば、それを魅力的なタイトルに変えていく必要がありますし、さらにその下に出ているディスクリプションですね。

最近のGoogleはもうディスクリプションタグはほとんど見なくて、Webサイトの内容から勝手に引っ張ってくることがあるんですが、これももしかするとディスクリプションにWebサイト側が記載したものが反映されることもあるかもしれませんので、記載してみるのも一つの手です。

あとはこのURLだったり、パンくずリストというんですけど、ここも当然お客様に表示されているので改善していく必要があるかもしれないと思います。一番大きいのはやはり青色の太文字のタイトルタグの改善になるんですが、今が一番魅力的なタイトルなのか常に問いかけながら、タイトルタグと向き合っていただけるといいと思います。

検索意図の理解

先程はクリックしたくなるような魅力的なタイトルと言ったんですが、基本的に一番考えなければいけないのは検索意図です。例えばケーキ屋と検索した人がいたとして、その人が何を求めて検索しているか意図を考えるということです。

例えばケーキ屋だと:

検索意図

  • 近隣のケーキ屋を探している場合かもしれません
  • これからケーキ屋を立ち上げるにあたって、ケーキはどのように始めたらいいのかな?と調べる方もいらっしゃるでしょう
  • そもそもケーキ屋という言葉の意味がわからなくて、ケーキ屋ってなんだろう?と調べている方も(ケーキ屋に限ってはあまりいないと思いますが)、聞きなれない言葉だとそういう方もいるかもしれませんよね

そのうちどのニーズが一番強いのか考えてタイトルにすることが、その検索意図を捉えるということにつながるんですけど、重要になるので、自社のWebサイトが上位に来ているキーワードで、そのユーザーはどのような検索意図を持っているのか、しっかり調査してタイトルに反映させていただくと、クリック率が高まってくると順位が上がることもあります

それだけが最大の要因ではないので、そこを注意していただきたいんですが、ただあまりにも魅力的でないタイトルだった場合は、ユーザーから見向きもされませんので、そういったタイトルは基本的に順位が上がりにくいです。

実際に弊社の事例でも、上位に少し来たタイミングでタイトルをより魅力的なものに変えたことによって、より順位が向上したとそういうデータもありますので、タイトルだからといって舐めずに、意外とこういうところまで気を使うのは大変なんですけど、ぜひ向き合っていただけると良い結果につながると思います。

まとめ

それでは今回は2025年最新のGoogleの検索順位結果でのクリック率と、そういったお話をさせていただきました。またこういった情報とか引き続き紹介したり、SEO的なホームページを成長させるためのサポートは弊社では行っておりますので、気になる方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いでございます。それではご視聴ありがとうございました。


【検索順位別クリック率データまとめ】

順位 FirstPageSage BACKLINKO Advanced Web Ranking 平均値
1位 39.8% 27.6% 41% 約36%
2位 18.7% 15.8% 15% 約16.5%
3位 10% 11% 8.59% 約10%
4位 7%

【検索クリック率を上げるためのポイント】

  1. 検索順位を上げる – 最低でも5位以内、理想は1位を目指す
  2. タイトルタグの最適化 – 魅力的で検索意図に合ったタイトルにする
  3. ディスクリプションの改善 – 検索結果に表示される説明文を工夫する
  4. URLやパンくずリストの改善 – ユーザーに分かりやすい構造にする
  5. 検索意図の理解と反映 – ユーザーが何を求めているかを考えコンテンツに反映させる

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