AI検索対策は、どのページを直せばいいのか

AI検索対策をしていくにあたって、自社のWebサイトだけじゃなくて、いろんなところの情報を直すのが大事。この話は、これまでにもしてきました。

ただ、具体的にどのページを直したらいいのかというのは、結構業界によって違いがあるんです。

まずは自分の業界が「どこを参照されているか」を調べる

だからまず、自分たちの業界・業種が、どういったところの情報を参照されているのかを調べる必要があります。

今回は、その調べ方と、そこから見えてくる対策についてお話ししていきます。

AI回答の引用元を確認する

ChatGPTで実際に聞いてみます

実際にChatGPTの画面で試してみましょう。

例えば、寿司屋さんをやっているとして、場所は目黒駅にしてみます。「目黒駅のおすすめの寿司屋」といった形で聞いてみるわけですね。

飲食関係は、だいたいこういう回答になります

飲食関係を聞くと、だいたいこんな感じで出てきます。

お店が5個ぐらい出てきて、地図が出てきて、最後に追加の質問が出てくる。ラーメン屋などでも同じですね。

これが最近の飲食店パターンだと多いです。

「ソースを表示」すると引用元が分かります

では、具体的に何を見ていくか。

回答のソース(情報源)を表示すると、右側にどこから情報を取ってきたのかが分かるんです。

今回の引用元は食べログ・Retty・公式ホームページ

今回の場合だと、食べログ・Retty・公式ホームページでした。

しかも、情報は全部食べログから出ていたんです。

AI回答の引用元を確認する

つまり「食べログとRettyに載ること」が実質の対策

ということは、食べログやRettyに載るようにするというのが、実質ここで選ばれるようになる方法だということですね。

逆に言えば、この場合はSNSで頑張っても無意味ということになります。

実際にどういうところから情報を取ってきているのかを見ると、どうしたらAIで選ばれるのかが見えてくるわけです。

AIの引用元は検索ごとに変わります

同じ飲食店でも、食べログ以外から引っ張ることがある

ただ、ここが重要なんですけれども。同じ飲食店でも、食べログ以外から引っ張ってくることもあるんです。

AIの引用元は検索ごとに変わります

「九段下のおすすめラーメン屋」で試してみると

試しに、別の検索をしてみます。

マップが出てきて、さらに自分の好みをカスタマイズするための質問が出てくるという構図は、さっきの寿司屋と一緒です。

でも、ソースを表示してみると、個人ブログがあるんです。

個人のアフィリエイトサイトから情報を取っていた

個人のアフィリエイトサイト、ブログサイトから情報を取ってきているんですよね。

あとはfavyというサイトもありました。

さっきは全部、食べログとRettyだったのに。これだけ変わるわけです。

個人のアフィリエイトサイトから情報を取っていた

Googleで検索してみると、その個人ブログが上位にいました

そこで、試しに「九段下 おすすめのラーメン屋」とGoogleで検索してみました。

すると、上位にさっきの個人ブログが入ってきているんです。

現在は「検索上位からソースを集めている」ことが多い

つまり、現在は実質、検索の上位に来ているものからソースを集めてきていることが多いという状況なんですね。

Yahoo!マップやTripadvisorから拾うこともあります

ほかにも、Yahoo!マップの口コミを拾ってきていたり、Tripadvisorから拾ってきていたり。ちょっと変わったことをしているときもあるんです。

だからこそ、自分のビジネスで確認してほしい

だから、自分のやっているビジネスを探したときに、どういうソースから取ってきているかを、きちんと見てあげるのが重要です。

引用元サイトの情報を充実させる

Tripadvisorから評価を取ってきている例

実際に見ていくと、評価をTripadvisorから取ってきているケースもありました。

Tripadvisorとは

Tripadvisorというのは、日本ではあまり有名じゃないけれど、海外では現地の場所などの評価を見るのに使われているサービスです。

英語で情報があまりないところも、英語でいろんな国の情報が見えるというのがTripadvisorというサービスで、すごく大きいサービスなんです。

星の評価の出どころも混在しています

同じマップの星の評価なども、Googleマップから取ってきていたり、Tripadvisorから取ってきていたりと、結構混在しているんですよね。

だからTripadvisorも充実させる

引用元サイトの情報を充実させる

ということは、Tripadvisorも充実させる必要があるわけです。

Tripadvisorでは営業時間の編集ができます

Tripadvisorも営業時間の編集ができるんです。

見てみると、このお店は今、誰も書いていない状態でした。「何時から何時が営業時間なのか」といったことを、追加で書き込めたりするんですね。

飲食関連なら食べログが多くなります

飲食関連だと、やはり食べログなどが多くなってきます。

では、別の業種ではどうでしょうか。

引用元からAI対策を考える

引越し業者の例で見てみます

例えば、引越し業者で調べてみました。

千代田区の引越しでは、2つのサイトからしか取っていなかった

今回の千代田区の引越しの場合は、ケーエー引越センターのオフィシャルサイトと、マイベストからしか情報を取ってきていないんです。

かなり偏った感じになっているんですよね。

そういう状況が分かるだけでも、対策が見えてきます

そういう状況とかも分かったりするわけです。

だったら、ケーエー引越センターと同じように情報を充実させて、このソースの引用元になろうと。

あるいは、マイベストに掲載されるように、マイベストと交渉してみると。

そうやって対策が見えてくるんです。

まずは調べて、できることを対策するのが基本

まず、自社のサイトがどういうソースの引用元から情報が出てきているかを調べる。

そしてできることを対策していく。これが基本になります。

まだAIの引用元を1回も見たことないよという方は、ぜひ調べてみてほしいです。

比較記事もAIの引用元になるのか

個人のまとめがAIの回答に影響を与えている

さっきの個人ブログのケースを見ていると、個人のまとめがAIに引っ張られて、回答に影響を与えているんですよね。

これは結構びっくりすることだと思います。

別の会社で「比較記事を書くか」が問題になりました

この間、別の会社さんでコラム記事を書くときに、こういうことが問題になりました。

仮に引越し業者だったとして、自社のコラム記事に他社の情報も含めて、比較記事をやるかどうか。

比較記事

まとめ記事は検索上位になりやすい

結局のところ、まとめ記事がGoogle検索の上位になりやすいんです。

だったら、自社でまとめ記事を作ればいいということになりますよね。

要は、第三者の個人ブロガーなどではなく、自社のページのコラムに他社の情報もまとめた比較コンテンツのブログを書いた方がいい、と。

比較系は、AIの情報元にされる率が高い

そうすると、比較系というのは、おそらくAIなどで情報元にされる率が高いんです。

正直、私はやりたくありません

ただ、正直やりたくないんですよね。でも、やった方がいいだろうなと。そういう話し合いがあったりしました。

なぜやりたくないのか

なぜやりたくないかというと、他社さんの情報を勝手に載せたくないんです。正々堂々としていない気がして。

自分たちが引越し会社をやっていて、他社の引越し会社と比較して「うちが1番です」という比較サイトを作る。これって、相手を蹴落として自分がのし上がろうとしているように感じるんですよね。

本当は、お互いが「自分が1番いい」と言うだけでいいはず

できれば、お互いが「自分が1番いいですよ」と言うだけにして、わざわざ他社を落としたりするようなことはせずに、自分たちの頑張りで認めてもらえる世の中がいいなと思います。

でもGoogleがそれを評価する仕組みになっている

けれども、Googleがそういうのを評価する仕組みになっているから。

比較サイトを作るとAIの引用元にされる率が上がる。血みどろの戦いみたいな世の中になっているんですよね。

その会社は「やらない」という結論になりました

ちなみに、その会社さんも結局、正確な情報提供ができないからやらないという結論になりました。

おわりに

今後も具体的にどうAI対策していくかとか、最新の動向にどう対応していくかというテクニックを発信しております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。