AIに引用されやすい記事の書き方について

ChatGPTの回答には小さく引用元が出てくる

ChatGPTで調べていると、回答の中に小さく引用元が出てくるのをご存じでしょうか。

それを元に、最終チェックといいますか、ファクトチェック(事実の検証)のために、そのリンクに飛んで確認する。そういう使い方をしている人は多いと思います。

ということは、そこに載れば多くの人の目に留まりやすいということになりますよね。

引用元をチェックしに行くのは素晴らしい行動

やっぱり、引用された文章の参照元を、ファクトチェックのために見に行くというのは、素晴らしい行動だなと思います。

ただし、お問い合わせに直結する確率は高くない

ただ、そこに載ったからといって、お問い合わせにそのままつながる確率はどうかというと、正直高くないと思います。

それでも引用されやすい記事を書く価値はある

とはいえ、AIに引用されやすい記事をたくさん書いておくことは重要です。めちゃくちゃ役に立つことだと思います。

というわけで今回は、AIに引用されやすい記事の書き方について解説していきます。

記事の文字数は関係ない?

AIに引用されやすい文字数は何文字だと思いますか

早速クイズです。

短い記事から長い記事まで、世の中にはいろいろありますけれども、AIに引用されやすい記事の文字数は何文字だと思いますか?

選択肢は、①1,000文字、②5,000文字、③1万文字。

SEOでは「文字数は多い方がいい」と言われてきた

これまでSEO、つまり検索で上位に表示されるための対策では、1記事の文字数は多い方がいいと言われていました。

だから当然、選ばれやすいのは文字数が多い方かと思いきや、実は違うんです。

本当の答えは「文字数は関係ない」

正解に近いのは1,000文字なんですけれども、本当の答えは、実は「文字数は関係ない」ということです。

文字数は関係ない

ちょっと卑怯な問題ですよね(笑)。でも、文字数自体は実は関係ないんです。

AHrefsの調査で分かった「引用される記事のスタイル」

これは、実際に調査した会社があります。AHrefs(エイチレフス)という、SEOのツールを提供している会社が調べたものです。

それによると、実際にAIに引用された記事のスタイルは、ほとんどがリスト型だったんです。

比較のような記事だったり、シンプルに情報が並べられているページ。あとは手順ですね。こういうものから引用されてきているわけです。

結果として1,000文字以内が多くなっているだけ

こういう記事って、やっぱりシンプルに内容を語っているので、文字数が少なくなりますよね。

こういう記事が5割ぐらい引っ張られてきているから、結果として1,000文字以内が多くなっている、ということなんです。

つまり、文字数自体は長くても短くても関係なくて、結果として今は短い記事がたくさん引用されているというだけなんですね。

無駄な表現が削ぎ落とされている

引用されている記事は、ある意味、削ぎ落とされたものなんです。

わざわざ「筋肉が流々と浮き出るようにネジを締めてください」なんて言わないですよね(笑)。単純に「ネジを締めてください」と言うだけ。

まず1つ目は、文字数は関係ないというところを前提に置いてほしいと思います。

記事全体より「1セクション」の完成度

AIは記事の全体を見ていない

2つ目です。

記事のページがあって、そこに文章がたくさん書いてあるとします。仮に5,000文字の記事だとしましょう。

AIは、この5,000文字の記事を、全体の完成度で見ないという特徴があります。

「木箱の作り方」の記事で考えてみる

例えば、「木箱の作り方」という記事があったとします。

まず木を調達してきて、木はヒノキなどが良くて、箱を作るときはノコギリよりも電動カッターが良くて……といったことが書いてある。

初心者がこれさえ見れば完全に分かる、すごく良い記事。そういうふうにAIは見ないんです。

AIはセクション単位で細かく見ている

では、どうやって見ているかというと、細かく見ているんです。

今の説明でいうと、木のチョイスの方法が最初に来て、次に木の切り方があって、という具合に、見出しがあって順番に説明していきますよね。

AIがどこを見ているかというと、「切り方」のセクションだけを見るわけです。

これまでのSEOとは考え方が逆になる

これまで記事を書くときは、記事全体のクオリティを高めよう、初心者がこれさえ見れば分かるページにしよう、というのがSEOのページの考え方でした。

でも、今後AIのことを考えると、1セクションあたりに命をかけていく必要があります。

なのでコツとしては、セクション単位で完成度を上げるということになります。

セクション単位で完成度を上げる

見出しだけで内容が伝わるようにする

見出しの書き方が重要になってくる

そうなってくると、見出しも重要になってきます。

「ステップ2」と「切り方の初心者向け解説」、どちらがいいか

例えば、同じく「木箱の作り方」というテーマで書いているとして、木は揃えました、次は切り方の解説に入ります、というときに。

その見出しを「ステップ2」とするか、「切り方の初心者向け解説」とするか。どちらがいいと思いますか?

当然、「切り方の初心者向け解説」ですよね。

AIが理解しやすい見出しにする

当然のことではあるんですけれども、見出しもきちんと、AIに理解しやすい見出しにすることが大事なんです。

AIには結論から伝える

1つのセクションの中でどう書くか

次です。

記事があったら、その中の短いところしかAIは見ていない、そしてそこの見出しが大事、という話をしてきました。

そうなったときに、当然1セクションだけじゃなくて、前も後ろも1個ずつ、AIに理解しやすいかを意識する必要があるんですけれども。

では、その1個のセクションの中で見たときに、どういう書き方をしたらいいのか。

答えは「結論から書く」

答えは、結論から書くことです。

SEOに長く携わっていると意外に感じるかもしれない

これは、SEOに長く携わっていると、結構意外なものではあるんです。

というのも、今まではページに訪れたときの滞在時間を重要視する必要があったからです。

要は、Google検索からそのページに訪れて、10秒で出ちゃうようなページと、全員が1時間見るようなページだったら、絶対に1時間見るページの方がいいページに決まっていますよね。

だから、滞在時間を延ばすことはSEOの上昇に役立っていたので、あえて結論を後に書くことで「長く読んでくれるじゃん」というのも、実は有効だったんです。

AIは結論ファーストのセクションを好む

でも、AIは基本的に、結論ファーストの1セクションを好みます。

これまでと違って、例えば「木の切り方の初心者向け解説」という細かい単位のセクションがあったときに。

「最初にまずは、どの木材を選ぶかが重要です」ではなく、「木を切るときは、まずこの木材を揃えてください」と言い切る。

そういう書き方にできているかというのを、見直してもらえるといいと思います。

AIは結論ファースト

既存記事はどこから直せばいいのか

すでに記事がたくさんある会社はどうする?

ここで気になるのが、すでに記事がいっぱいある会社はどうやっていけばいいのかということですよね。

今から全部手直しするんですか、と。そういうのは、やっぱり悩むかなと思います。

優先すべきは「売上につながりやすい記事」

そこで、中でも優先すべきは、売上につながりやすい記事かどうかを重要視することです。

木箱を販売している会社の例

なので、今ある記事の中から選んでいくことになります。

例えば、木箱を販売している会社だったら、「木の切り方」ではなくて、「いい木箱の選び方」という記事があったら、そっちの方が優先度が高いかもしれないですよね。

だったら、そっちを優先していく。そうやって優先度をつけてあげるといいと思います。

これはSEOでも一緒の考え方ですね。

売上につながりやすい記事

古い記事はNG?情報の鮮度も重要

5つ目はおまけの「鮮度」

あとは、ちなみに5つ目のおまけがあるんですけれども、鮮度というものがあります。

お魚の話ではないですよ(笑)。新しさという意味では同じなんですけれども。

重要な記事は最新情報かどうかを確認して更新する

記事が新しいかどうかというのも大事なんです。

きちんと記事をたくさん作るというのも大事なんですけれども、重要な記事においては、最新情報かを確認して更新する。

これもAIの選びやすさの1つ

これもAIの選びやすさの1つに入っているので、完璧だと思っていた記事でも、定期的に見直して更新をしてあげる。

そういうことを、やるようにしてあげてください。

最新情報かどうか

まとめ

今回は、SEOの記事の書き方がAI時代になって変わってきたということで、AIに選ばれる記事はどういう記事の書き方なのかを解説しました。

おわりに

今後もこういったウェブマーケティング全般についての情報を発信しております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。