製造業にもAI検索の波が来ています
Semrushが製造業のAIマーケティング状況を調査
今回は、Semrush(セムラッシュ)が公開した記事を取り上げたいと思います。
これは、製造業のAIマーケティングの状況について報告された記事なんですけれども、そこで驚きの調査データが出たので、その件についてお話ししていきます。
製造系キーワードでAI Overviewが表示される割合が上昇中
この記事の中で一番重要なのは、製造系のキーワードでAI Overviewが表示される割合を示したデータです。
AI Overviewというのは、Googleで検索したときに、検索結果の上の方に表示されるAIによる回答のことですね。
このAI Overviewが表示される割合が、製造系のキーワードでもどんどん上がってきているんです。
これまでは「やり方」や「解説」に出やすかった
どういうことかというと、これまでAI Overviewは、やり方や解説など、そういうものに出やすい傾向がありました。
例えば「折り紙の折り方は?」と調べたときに、AI Overviewで回答が出ている。そういうことが多かったんですね。
製品番号での検索には、あまり出てこなかった
一方で、製造業などだと「製品番号」で検索することがありますよね。
製品番号というのは、例えば骨伝導イヤホンがあったとして、そこに小さく製造番号が書かれていたりします。
もちろん、MacやiPhoneなどにも、製造番号ではないですけど機種番号とかがありますよね。
そういう番号で検索したときには、これまであまりAI Overviewが出てこない傾向があったんです。
ところが最近は、製品番号でもAI Overviewが表示される
なんですけど、最近は製造番号で検索してもAI Overviewが表示されるようになってきているんです。
これはつまり、製造業でもいよいよAI対策が必要になってきたということを示すデータなんですね。

1億円する機械もAI経由で購入されている
製造業は、流入の8割がダイレクトや社名検索
ほかにも、この記事を見てもらうといろいろ載っているので、気になる方は記事をしっかり見てもらいたいんですけれども。
実際のところ、製造業系の流入の8割ぐらいは、ダイレクトなんです。つまり、お気に入りなどに登録していて、そこから直接サイトに来ている。
あとは、会社名で検索してサイトに訪れるというのが、割合としては多いのが製造業になります。
高額な決済でも、AIのおすすめから購入されている
そしてその中でも、高額の決済ですね。物によっては1億円とかする機械が販売されていたりします。
そういうものでも、AIに聞いて「これがおすすめです」と出てきたから、その社名で検索して、実際に購入しているというデータも出てきているんです。
1億円する機械が、AIのおすすめをきっかけに購入されている。そう考えると、ますます重要だなと認識させられますし、すごく面白いデータだなと思います。

AIに選ばれるための外部対策
基本は「いろんなサイトで言及されること」
そういう時代に対応する必要が出てきたとき、どうしたらいいのか。
これは以前にもお話ししたことなんですけれども、AIのおすすめに載るように活動する、ということになります。
もう少し具体的に言うと、いろんなサイトで言及されているのが大事なんです。
YouTube・掲示板・比較サイトなどに掲載されることが重要
例えば、YouTubeだったり、掲示板だったり、比較サイトだったり。そういうところに掲載されるのが重要なんですね。
製造業に限って言うと、できることがある
ただ、いろんなところで言及されるようになるというのは、どの業界でも一緒です。
なので、ここからは製造業に限って言うと、こういうことができるよねというところを解説していきます。
代理店や比較サイトの情報も正しく整える
製造業には代理店がいることが多い
製造系は、代理店がいたりすることが多いですよね。
製品を作っているところと、販売代理店の2種類があるわけです。
例えば、エアコンをSHARPが作っていたからといって、SHARPから直接買ったことってなかなかないですよね。
このように、製造業というのは代理店が大体いるんです。
代理店が自社製品を紹介してくれている
そして、その代理店がホームページなどで、自社製品を紹介してくれていたりすることがあります。
つまり、これも以前お話ししたことなんですけれども、AIで自社の情報が出てきたときに、誤った情報が出てくると混乱することがあるんですね。
特にお金のことなどは大事だったりしますから。
料金・仕様などが間違っていないかを確認する
なので、そういう代理店が掲載している情報。他にも比較サイトなどに載っている製品の情報だったり、料金だったり。
あとは仕様ですよね。「何ボルトで使えます」といったものです。
そういう仕様などが間違っていないかを、きちんと確認するのが大事なんです。
AIに引用元を聞いて、そのサイトを確認しに行く
これはどの業界でもやれることなんですけれども、実際にAIで質問してみて、その引用元が出てくるので、その引用元のサイトを見に行って、情報に間違いがないかを確認していく。

これが2つ目の対策になります。
自社にしかない情報を発信する
要約できないページを自社サイトに作る
3つ目が、自社サイトのページとして、要約できないページを作ることです。
「優れている理由」を解説するページではない
これはどういうことかというと、エアコンだったら「このエアコンが優れている理由」を解説するページ、といったものではないんです。
きちんとその製品についての仕様だったりとか、あとは事例ですよね。
実際にそのエアコンを設置して「これだけ涼しくなりましたよ」という事例だったり。
技術データやトラブル対応のマニュアルも
あとは技術データです。仕様に近いのかもしれませんが。
保守などをするときに、故障したときのトラブルはこうする、といったことがマニュアルに載っていると思うんですけれども、そういう技術データですね。
自社にしかできないところを、ページとして作っていく。これが製造業においては大事かなと思います。

まとめ
製造業にもAIの侵食が進んできている
今日は、製造系にもAIの侵食が進んできているというニュースが出たので、突発的にお話しさせていただきました。
この流れは今後も止まらない
今後この流れというのは、止まることが考えづらいです。
最近、ChatGPT Atlasだったかな、新しいものが出ましたけれども、人気すぎて新規加入を停止したというニュースを見ました。
やっぱり、AIにみんな興味を持っているという状況になっていくので、今後この流れは止まらないかなと思います。
おわりに
今日は製造業に特化した情報にはなったんですけれども、今後もこういったAIに関する情報だったり、Webマーケティング全般の情報を発信していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。