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人気の海外プログラミングスクールは?メリット・デメリットもご紹介します

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WEBサービス 最終更新日:2020/02/14 公開日:2020/01/22

IT業界の発展に伴い、需要の大きさからプログラマーを目指す方が多くなってきております。

日本国内にはプログラマーとして就職・転職するためのプログラミングスクールが乱立しており、多くの生徒が国内のスクールでプログラミングを学んでいます。

一方で、海外のプログラミングスクールについては日本国内であまり知られていませんが、近年徐々に注目を集めています。

プログラミングには英語も不可欠な要素となってきますので、「英語」と「プログラミング」を同時に学べる海外プログラミングスクールは非常に効率的な方法と言えます。

そこで本記事では、「英語でプログラミングを学びたい」「海外プログラミングスクールになんとなく興味がある」方向けに、お勧めの海外プログラミングスクールをご紹介していきたいと思います。

海外プログラミングスクールでの学び方について理解しよう

海外プログラミングスクールと言っても学び方にはいくつかの種類があります。

大きく分けると「現地で学ぶ」か「日本国内からオンラインで学ぶ」かの2つになります。

まずはご自身に最適な学び方を確認するために、ご自身の目標について明確にしていきましょう。

海外プログラミングスクールで学ぶ目的を明確にしよう

海外プログラミングスクールを選択する際に重要となるのは、「海外プログラミングスクールを卒業した後にどうなりたいか」を明確にしておくことです。

海外プログラミングスクールも決して安くない金額が掛かりますので、あれもこれもと手を出すわけにはいきません。

特にビザ問題に関しては慎重に検討する必要があり、後述しますが本気で海外IT就職を目指すなら「Co-opビザ」の出るプログラミング専門学校を卒業することが一番の近道と言えます。

現地で学ぶ?日本から学ぶ?

海外プログラミングスクールには「現地で学ぶ」方法と「日本からオンラインで学ぶ」方法の2パターンに分けられます。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。

現地で学ぶメリット

現地で学ぶメリットとしては、「コネクションが作れる」「ビザ取得に繋がる」「英語力の伸びが大きい」といったポイントが挙げられます。

就職したい国で事前にコネクションが作れるのは大きなメリットであり、ビザ提供を行なっている学校ではそのまま海外就職への道が大きく広がります。

また、現地で生活をすることで1日中英語でのコミュニケーションが必要になることから英語力の大幅向上も期待出来る点が現地で学ぶメリットと言えます。

現地で学ぶデメリット

現地で学ぶデメリットは、「とにかく費用がかかる」に尽きます。

実際に現地へ行く航空券代から現地での生活費、もちろんプログラミングスクールに支払う費用も必要となるため日本で学ぶことに比べると費用的な負担が大きくのしかかります。

現地で学んで得られるメリットが費用面を考慮したとしても満足出来る内容かどうかが選択のポイントとなります。

日本から学ぶメリット

日本から学ぶメリットとしては「費用が安く抑えられる」「仕事を継続しながら学ぶことが出来る」「挫折した場合のリスクが少ない」が挙げられます。

まず現地で学ぶことに比べると費用はかなり低く抑えることが可能です。
プログラミングスクールの代金自体がオンライン講義は安い傾向にあり、現地での生活費も必要ないことから費用を抑えて英語とプログラミングの両方を学ぶことが出来ます。

また、仕事を継続しながらプログラミングスクールに通うことが出来るのもポイントです。
現地でのプログラミングスクールに通うとなると多くの場合、企業を退職するか最低でも休職しないと1ヶ月以上といった長期日程のプログラミングスクールに通うことはできません。

しかし、日本から学ぶことで仕事を継続しながらプログラミングスクールに通うことが出来るので、挫折した場合のリスクを低く抑えることにも繋がります。

日本から学ぶデメリット

日本から学ぶデメリットは「現地の雰囲気が掴めない」「怠けてしまいやすい」といった点が挙げられます。

海外IT就職を目指す場合、英語とプログラミングの知識を身に付けることは大事ですが、現地での生活に馴染めるのかも非常に重要なポイントとなります。

また、実際に現地へ行ってみないと掴めない情報や、現地のコネクションを広げるといったことは日本から学んでいるだけでは得ることが出来ません。

怠けてしまいやすいのも日本国内から学ぶデメリットとして挙げられ、オンラインで学習する場合ほとんどが自習形式での学習となってしまいます。

現地で学ぶ場合「やるしかない」といった状況に置かれるため、環境的にもプログラミング学習に意欲的となる状態を保てますが、日本国内ではこれまでと変わらない日常の中で学習する必要があるため、多くの方が怠けてしまい挫折する結果となってしまっています。

日本に居ながら学習出来る!海外オンラインプログラミングスクール

ここからは日本に居ながら英語でプログラミング学習が出来るオンラインプログラミングスクールについてご紹介していきたいと思います。

日本ではまだ知名度はそれほど高くありませんが、どれも海外では非常に人気のあるサイトですのでぜひチェックしておきましょう。

Udacity

https://www.udacity.com/

Udacityは2011年に設立され、現在では1,600万人が利用しているオンラインプログラミングスクールです。

GoogleやFacebook、NVIDIAなどの巨大IT企業と提携し、共同開発した専門性の高い講座内容が特徴です。

Udacityでは特定のコースを完了したユーザーには「Nanodegree」という学位が進呈され、アメリカ国内では履歴書の学歴として記入出来るとされています。

概要

Udacityはオンライン専門のプログラミングスクールで、初級者から上級者まで幅広い範囲を対象としてプログラミング講座を提供しています。

無料の初級講座から、「Nanodegree」と呼ばれる学位が取得可能な有料講座まで、幅広いコース内容で提供されています。

Udacityでは「機械学習」「ブロックチェーン」「クラウド」など最新の技術にも対応出来るように随時講座内容が追加・アップデートされています。

コース紹介

Udacityで提供されているコースとしては、「Front End Web Developer」「Full Stack Web Developer」「React」「Machine Learning Engineer」「Blockchain Developer」「Cloud Developer」など、40種類以上にも及ぶコースが提供されています。

興味のある分野やスキルを得たい分野を専門的に学ぶことが可能で、多種多様なコースが提供されているため専門分野を集中的に学びたい方にオススメのプログラミングスクールです。

Coursera

https://ja.coursera.org/

Coursera(コーセラ)は世界の様々な大学の授業をオンラインで受けられるサービスです。
プログラミング専門ではありませんが、プログラミング言語やアルゴリズムについてなど海外大学の授業をオンラインで受けられるとあって非常に人気のサイトとなっています。

概要

CouseraもUdacityと同じ2011年よりサービスを開始しています。

無料で大学の講義を受けられるものから、証明書が発行されるコース、さらにはオンラインだけで学位が取得出来るコースまで様々です。

講義が配信されている大学の中には東京大学なども含まれるため、日本国内のトップ大学の授業を英語で受けることが出来るのも魅力の1つとなります。

コース紹介

無料の人気コースとしてはStanford大学が提供している「Machine Learning」やYale大学が提供している「The Science of Well」コースなどが挙げられます。

学位取得コースにはArizona州立大学が提供する「Master of Computer Science」やLondon大学が提供する「Bachelor of Science in Computer Science」を筆頭に様々なコースが提供されています。

コンピューターサイエンスの分野を海外有名大学の講義から学べる非常に有益なコースが多数提供されているのがCouseraの特徴です。

Udemy

https://www.udemy.com/ja/

Udemyはプログラミングを始め、デザインやWebマーケティングなどを学べる講義配信型のプログラミングスクールです。

各講義が独立して販売されており、自分の興味のある講義を買い切りで受講することが可能です。

概要

UdemyはYouTubeなどのようなコンテンツ配信サービスとなっており、基本的な学習方法は独学となります。
講師には質問することも可能ですが、基本的にはメールでのやり取りのみとなります。

提供されているコース数は非常に豊富で、10万以上のコースの中から自分の学びたい内容を学習することが可能です。

Udemyでは頻繁にセールが行われ、通常1~2万円するコースが1,000~2,000円台で購入出来る機会が多いのも特徴の1つと言えます。

またそれぞれ動画の収録時間はコースにより異なりますが、数十時間以上に及ぶコースも珍しくなく、コストパフォーマンスに優れた内容となっています。

コース紹介

Udemyから提供されている人気コースとしては「iOS13 & Swift5 – The Complete iOS App Development Bootcamp」や「React – The Complete Guide (inclHooks, React Router Redux)」などが挙げられます。

ジャンルも様々で「Java」「PHP」といったプログラミング言語のコーティング全般を解説するものから、「React」「Vue.js」といったフレームワークに特化して解説するコース、「AWS」「Docker」といったクラウド環境の学習が出来るものまで幅広く、学びたい分野のコンテンツが必ず見つかると思います。

海外IT就職への道!注目を集めるカナダのプログラミング専門学校とは?

海外でのプログラマー職は日本と比べて給料が高く、働き方も日本のように長時間労働ではないため、近年若い世代を中心に海外IT就職が注目を集め出しています。

中でも、カナダは移民の多さとITが発展している経緯からIT就職が比較的達成しやすい国として、多くの日本人プログラマーが挑戦しています。

海外就職となるとビザ関係の問題は欠かせませんので、カナダで「Co-op」ビザの取得が出来る有名プログラミングスクールを2つご紹介したいと思います。

カナダの公立カレッジBCIT

https://www.bcit.ca/

バンクーバー州のBCITは、カナダでIT就職したい方にはまず検討してもらいたいカナダ最大規模の工科大学です。

コンピューターサイエンスや航空宇宙学の分野で世界的に高い評価を受けていることで有名です。

概要

ブリティッシュコロンビア工科大学(BCIT)は1964年に設立され、学生数は5万人を超えるカナダの州立大学です。

就職率が非常に高いことで有名で、卒業生の中で就職を希望する90%以上が就職先を決めています。
BCITでは、実践的な能力を身につける事が可能な大学として高い評価を受けています。

コース紹介

BCITでプログラミングに関連するコースとしては、「Full-Stack Web Development」「New Media Design and Web Development」「Computer Systems Technology」などが挙げられます。
「Full-Stack Web Development」については2020年よりスタートする新しいコースで、これまで待ち望まれていたフロントエンドとバックエンド両方のプログラミングスキルを学べるコースとして高い注目を集めています。

また日本人にも人気の「New Media Design and Web Development」コースがあり、デザインやWebプログラミング・法律に関することまで幅広い内容を1年間で学ぶことが可能です。

BCITでは1年間のコースを卒業するとCertificateの資格と1年間のCo-opビザが取得出来ます。

2年間のコースと卒業するとDiplomaの資格と3年間のCo-opビザが取得出来るため、予算や時間に余裕のある方は、2年間以上のコースでDiplomaの資格を取得するとより海外就職に近づくことが可能です。

格安でビザ取得を目指す私立カレッジCICCC

https://ciccc.ca/

上記で紹介した州立大学のBCITは1年間に200万円近くの学費が掛かるため、もう少し安い私立カレッジの「CICCC」が日本人にも人気のプログラミングスクールです。

CICCCでは、1年間の授業と1年間のCo-op期間で約150万円前後とBCITに比べると50万円近く学費が安く設定されています。

概要

Cornerstone International Community College of Canada(CICCC)は1980年に設立された、私立カレッジです。

プログラミング以外にもホスピタリティやインターナショナルビジネスのコースが提供されています。

CICCCには付属のESLがあるため、英語力が不安な学生は本科が始まる前にESLで英語力アップも目指せます。

本科の申し込みをした生徒には1~2ヶ月間、ESLに無料で通うことが出来る留学生に人気の高い制度も提供されています。

コース紹介

CICCCでプログラミングに関係するコースとしては、「Web & Mobile App Development Co-op Diploma」が提供されています。

「Web & Mobile App Development」コースでは、最初のIntroduction期間終了後、「Web」か「Mobile」を選択し、専門的な知識を学んでいきます。

授業の中にはチームプロジェクトや課題の提出など、実際に就職活動の際、ポートフォリオとしても利用できるような実践的なカリキュラムが組まれています。

実際に現地で学べる!海外プログラミングスクール(IT留学)について

現地で学べるプログラミングスクールでも、上記でご紹介したようなカレッジとは異なるIT留学やブートキャンプといった学び方も存在します。

IT留学といっても方法は様々ですので、興味を持った学び方をぜひ詳しく調べてみて、プログラミング学習や留学の1つの方法として検討してみてください。

セブ島IT留学 Kredoとは

https://kredo.jp/

Kredoはセブ島でIT・プログラミングを英語で学べる日系で唯一の政府公認校です。
「1日8時間のセブ島留学で英語を話せるようになる、WEBサイトを作れるようになる」をコンセプトに運営されています。

概要

Kredoは2016年に開校されたばかりの比較的新しい学校です。

セブ島で唯一ITカリキュラム・英語カリキュラムにおいて、政府公認の「TESDA」を取得している学校でもあります。

少人数グループでのレッスンを提供しており、日本人スタッフのサポートもあることから他の国に英語留学に行ったことのない方でも積極的に参加していただけるシステムが提供されています。

コース紹介

Kredoでは「WEBベーシックコース」「WEBデザインコース」「WEBデベロップコース」
「Ruby on Railsコース」「AI(人工知能)コース」が提供されており、短期留学から長期留学まで、それぞれの英語力・プログラミング力に合わせてコースを組み合わせて学ぶことが可能です。

また、海外ITインターン留学コースも提供されており、3ヶ月間Kredoで学んだ後に、セブ島でIT実務を経験できるプランも提供されています。

フランス発のブートキャンプ Le Wagon の魅力

https://www.lewagon.com/ja

Le Wagonは9週間でコーディングを学ぶブートキャンプとして世界20カ国・30都市以上でキャンパスが開校されています。

Le Wagonではスタートアップを立ち上げたい方や技術的なスキルを身に付けたいクリエイティブな方向けに、フルスタックディベロッパーに必要なフロント・サーバー両サイドの技術を身につけることが可能なカリキュラムが組まれています。

概要

Le Wagonは過去3年間、世界で最も評価の高いコーディングスクールに選ばれたプログラミングスクールです。

世界37都市でブートキャンプを開いており、卒業生間のネットワークも盛んです。

ブートキャンプでは、データベースからブラウザまでWeb開発に関する全ての技術を学習することができ、開発に必要なツールについても学ぶことが可能です。

ブートキャンプ修了時には、自分一人でゼロからWebシステムを構築することが可能なスキルを身につけることが目標として掲げられています。

コース紹介

Le Wagonで実施されているカリキュラムは、ブートキャンプが始まるまでにまず40時間の「事前学習」を行います。
Webの基礎からHTMLやCSS、Gitやターミナルのコマンドなどを学習しておきます。

ブートキャンプが実際に始まるとまず3.5週間の基礎トレーニングを行います。
ここでは「開発ツールのセットアップ」「プログラミングの基礎」「ソフトウェアアーキテクチャ」「データベースとORM」といったプロジェクトを進めていく上で欠かせない知識を身につけます。

次にWeb開発の学習として3.5週間、実際にAirbnbのサイトを作りながら技術を学んでいきます。
「Webインターフェースの構築」「Javascript ES6の学習」「Ruby on Railsでバックエンドの学習」「Airbnbのクローンサイト作成」と段階を追って実際のWebシステム開発を学びます。

最後の2週間では、3,4名のチームでデザインからコーディングまで、アイデアを出し合って作成していきます。

もちろん作成したプロジェクトはポートフォリオとして利用することが可能なので、海外就職する際には必須の成果物として提出することが可能となります。

ヨーロッパを中心に展開 IRONHACK とは

https://www.ironhack.com/en

IRONHACKはスペイン・オランダ・ドイツ・ポルトガル・フランスのヨーロッパ5カ国とメキシコ・アメリカ・ブラジルのアメリカ大陸3カ国に展開されているスペイン発祥のブートキャンプです。

概要

スペイン発のIRONHACKでは、フルタイム9週間またはパートタイム24週間で、実際の現場で通用するスキルを身につけることを目的としたプログラミングスクールです。

IRONHACKではキャリアチェンジを目指す人、起業家、キャリアアップを目指す方、新卒の方を対象に、卒業後すぐに現場で活躍できる実践的なプログラミング技術を身につけられるようカリキュラムが提供されています。

コース紹介

IRONHACKで提供されているコースは「Web Development」「UX/UI Design」「Data Analysis」の3つがそれぞれフルタイム・パートタイムで提供されています。

コースの内容は「Content Week」と「Project Week」に分かれており、「学習期間」と「実践期間」としてカリキュラムが組まれています。

「Content Week」では、新しい技術を学ぶ講義の時間とペアプログラミング、個人学習の時間が設けられます。

「Project Week」では、実際のプロジェクトを開発する時間とプレゼンテーションの時間が設けられます。
プレゼンテーション後には、プロジェクトのキャッチアップやコネクションの構築を目指したミートアップなども行われており、同じプログラミングスクールで学んだ仲間とより親密な関係を築くことが可能となります。

さいごに:海外プログラミングスクールといっても学び方は多種多様

本記事ではオススメの海外プログラミングスクールについてご紹介してきました。

海外プログラミングスクールといっても、学び方は多種多様で、日本国内から学べるものもあれば、現地で多国籍な学生と共に学ぶIT留学、短期集中型のブートキャンプなど色々な形のプログラミングスクールが開設されています。

どれが一番良いといったことはなく、ご自身の目的や予算に合わせて本当に必要なプログラミングスクールに通うことがベストな選択となります。

本記事でご紹介した内容は、あくまで海外プログラミングスクールの一部に過ぎませんので、今回ご紹介した内容で色々なプログラミングスクールの学び方もあることを知って頂き、ご自身に適したプログラミングスクールを見つけるためのサポートとなれば幸いです。

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