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Headless(ヘッドレス) CMSとは? 代表的な10のCMS比較!

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HTML・CSS 最終更新日:2022/02/15 公開日:2020/01/30

↓動画でも解説しています。

Directus

Directusは、データベースとのやりとりを主眼においたPHPベースのHeadless CMSです。より厳密には、SQLデータベースをRESTful APIにラップするためのソフトウェア。イメージとしては、phpMyAdminのようなGUIを持つデータベース管理ツールを、API開発向けに発展させたものと言えるでしょう。DB構造が独特なものに固定されがちな CMSと違い、柔軟なデータ設計による効率の向上が見込めます。

Apache、MySQL、PHPの環境が推奨されていますが、Node.js、Ruby、Python、Javaなどと連携させるためのSDKも充実していますよ。またクラウド版もリリースされており、有料でCaaSとして使うことも可能です。

おすすめポイント:LAMPライクな環境、DBを中心に操作する感覚

Netlify CMS

Netlify CMSは静的サイトジェネレーター向けのCMSです。Netlifyとは、GitHubなどにあるソースコードをもとに、ビルド・デプロイ・ホスティングを自動で行なってくれる静的サイト向けのサービス。そこにCMS機能を追加できるのがNetlify CMSです。

APIを公開するのではなく、Gitリポジトリから静的なサイトをあらかじめビルドするので、ブラウザでの閲覧時にはAPIとの通信は発生しません。そのためSEO対策の観点からはグッド。

Netlify CMSの管理画面で投稿を作成すれば、 連携するGitリポジトリにコミットされ、自動でビルドがかかってサイトが更新されます。Netlify CMSはReact製のため、同じくReact製のサイトジェネレーター・Gatsbyとの相性も抜群。手順にそえば、ものの数十分でゼロからサイト公開が可能です。

おすすめポイント:最速サイト公開、SEO対策も強い。

まとめ:HeadlessCMSのメリット・デメリット

以上、Headless CMSの基礎知識を、キーワードとサービスに分けてお伝えしてきました。最後にメリット・デメリットをまとめます。

メリット

  • フロントエンドの自由度が無限
  • デバイス・デザインを問わずコンテンツを提供可能
  • サイトの一部だけに埋め込める
  • フロントエンド・バックエンドの分離による効率化

デメリット

  • フロントエンドが全て自前
  • プレビュー環境を作るのが大変
  • APIのセキュリティ対応は慎重に
  • 技術者・非技術者が一緒に運用する仕組みづくりに気配りが必要

本記事がHeadless CMS導入のご参考になれば幸いです。

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