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Webデザイナーの経歴・考え方に関するアンケート結果

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求人・採用 公開日:2024/04/17

Webデザイナーには、クリエイティブな面だけではなく、最新技術やSEOやマーケティング、エンジニアリングの知識など様々な知識や勉強が必要です。
ウェブ企画パートナーズは、Webデザイナーの現状の理解を深めるために、「Webデザイナーの出身背景、学習方法、キャリア観」に焦点を当てた総合的なアンケート調査をXを使って実施し、多くの方に回答をしてもらいました。今回はその結果を報告します。

Webデザイナーの経歴・考え方に関するアンケート結果

【調査概要】

  • 調査方法:インターネット調査(Xを利用)
  • 調査期間:2024年2月13日〜2024年02月15日
  • 対象:X利用者
  • 回答数:131〜500人(設問によって異なる)

Q1. 出身学校(最終学歴)を教えてください。(500票)

芸術大学・大学院 22.4%(112人)
その他(芸術以外)の大学・大学院 32.2%(161人)
芸術系の専門・短大・高校 15.4%(77人)
その他(芸術以外)の専門・短大・高校 30%(150人)

Webデザイナーの教育背景は多様であることがわかります。芸術関連の学校卒業者が全体の37.8%を占めているのに対し、その他の学校の卒業者が62.2%と多数派です。これは、Webデザインのキャリアが特定の学問分野に限定されず、多様なバックグラウンドからアクセス可能であることを示しています。また、高等教育機関のみならず専門学校や短大、高校からの流入も一定数あり、Webデザインが技術指向の分野であることを反映しています。

Q2. Webデザインを学んだ主な方法は?(161票)

学校での授業 27.3%(44人)
職場での実務 18.6%(30人)
独学 39.8%(64人)
その他 14.3%(23人)

学校での正規教育を受けた人よりも、独学や職場での実務経験を通じて学んだ人が多いという結果は、Webデザインが実践的なスキルであり、自主的な学習やオンザジョブトレーニングが非常に重要であることを示しています。独学が最も多い学習方法として挙げられており、Webデザインの学習リソースの豊富さやアクセシビリティの高さがうかがえます。

Q3. Webデザインを始めたきっかけは?(138票)

デザインへの興味 41.3%(57人)
趣味の延長 27.5%(38人)
仕事で必要に迫られて 24.6%(34人)
その他 6.5%(9人)

デザインへの興味が最も多く、次いで趣味や仕事の必要性がきっかけとなっていることから、個人の情熱や職務上の要求によってWebデザインのキャリアが始まることが多いことが分かります。この結果は、クリエイティブな職業に対する情熱が重要な動機付けとなっていることを示唆しています。

Q4. Webデザインで1番重要なことは?(163票)

デザインスキル 35%(57人)
コーディングスキル 12.3%(20人)
UI/UXの理解 38.7%(63人)
その他 14.1%(23人)

UI/UXの理解が最も重要とされており、その次にデザインスキルが挙げられています。これは、ユーザー中心のデザインが業界で優先されていることを反映しており、単なるビジュアルデザイン以上の深いユーザー理解が求められています。コーディングスキルも一定の重要性を持つことが示されており、多技能が求められる職種であることが伺えます。

Q5. Webデザイナーとして満足している点は?(131票)

やりがいがある 26%(34人)
柔軟な働き方 35.9%(47人)
収入面 10.7%(14人)
その他 27.5%(36人)

柔軟な働き方が最も評価されており、やりがいがあると答えた人も多いですが、収入面での満足度は低いことが見受けられます。これはクリエイティブな職業特有の問題とも言え、仕事の充実感と経済的報酬のバランスが課題であることを示しています。

Q6. Webデザイナーで不満な点は?(154票)

ハードワーク 23.4%(36人)
収入面 43.5%(67人)
コミュニケーション 15.6%(24人)
その他 17.5%(27人)

収入面の不満が最も多く、次いでハードワークが挙げられています。クリエイティブ業界特有の労働条件の厳しさと、報酬の不均衡が明らかになり、業界全体での改善が求められる結果となっています。

Q7. 将来どうなりたい?(161票)

デザイナーとしてスキルアップ 47.8%(77人)
Webディレクター 16.1%(26人)
エンジニア 11.8%(19人)
その他 24.2%(39人)

多くの回答者がデザイナーとしてのスキルアップを望んでおり、その他にWebディレクターやエンジニアへのキャリアシフトも考慮されています。これはWebデザインが多方面に渡ってキャリアアップの機会を提供していることを示し、職種間の流動性が高いことを示しています。

まとめ

今回のアンケートでWebデザイナーは、デザインスキルの向上、職場でのやりがい、キャリアアップへの意欲が見られる一方で、収入の不満や労働条件への課題も浮かび上がりました。

Web企画パートナーズでは、Webデザイナーの働き方や考え方にも目を向け、Web業界をより良いものにできるよう尽力していきます。

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