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【ビジネスホテル】参考になるホームページ制作デザインまとめ!宿泊先に選んでもらう工夫は?

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ウェブデザイン 最終更新日:2024/10/24 公開日:2024/07/15

一口にビジネスホテルといっても、顧客のニーズは人それぞれ。旅行で来ているお客様もいれば、ホテルの名前の通り仕事の出張などでビジネスホテルに宿泊される方もいらっしゃるでしょう。

トラベル系のサイトから予約される方も多いと思いますが、それでもやはり公式サイトはチェックするというもの。公式サイトからの予約は安くできるなどのメリットを提示できるようなビジネスホテルもあるでしょう。

数ある公式ホームページから宿泊先に決めてもらうため、様々な工夫を凝らす必要があります。そこで今回は参考となりそうなデザインのホームページを集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

シンプルなデザイン

海外感を感じるデザイン:スーパーホテル

https://www.superhotel.co.jp/

ホテル名もそうですし、訪問した際に感じるデザインの雰囲気としては「海外っぽさ」です。悪い意味で言っているのではなく、シンプルで洗練されていて見やすい、を心がけていらっしゃるのを感じます。業界の方は当然ご存知かもしれませんが、バリバリの日本企業です。

細かいアイコンなども独特で可愛いですよね。

また株式会社、つまりコーポレートサイトとしての役割も兼任していて、かなり多くのページを大きなメニューで網羅しています。会社をすべて見せます、といった心意気も感じられます。

上諏訪ステーションホテル

https://www.kamisute.com/

トップページでは上諏訪の風景とホテルの様子を映し出す動画が背景に使用されており、地域の魅力とホテルの雰囲気が伝えられています。白と青を基調とした配色は落ち着きがあり、全体的に洗練された印象を与えます。トップページには予約機能やアクセス情報、施設情報がまとめられており、予約時に確認したい情報をページ遷移せずに一通り確認できます。

また、下層ページではさらに詳細な情報が提供されており、利用者が必要な情報を簡単に見つけられる構成になっています。特に朝食の内容が充実している点が強調されており、利用者にとって魅力的な要素となっています。

ホテルコメント横浜関内

https://www.hotelcomento-yokohamakannai.jp/

メインビジュアルにホテル内の各設備の写真がスライドショー形式で流れ、新しい施設の清潔さと爽やかさを感じさせます。レストランや大浴場など、訴求ポイントとなる館内設備の様子が表示され、訪問者の関心を引きます。

客室写真は、トリミングの影響で一部分しか見えないものが多いため、全体が見える写真をより多く配置するのが理想です。

大手感のあるデザイン

東横イン

https://www.toyoko-inn.com/

東横インの公式サイトは、シンプルで使いやすいデザインが特徴です。ロゴに合わせた白と青の配色が落ち着いた雰囲気を演出し、水色の背景色で爽やかで明るい印象も与えています。予約機能がトップに大きく配置され、素早く必要な情報にアクセスできます。

また、7ヶ国語に対応しており、文字サイズの変更も可能なため、年代や国籍を問わず幅広い層にとって使いやすいサイトとなっています。

アパ直

https://www.apahotel.com/

白とゴールドを基調とした配色が高級感を演出し、全体的に上品な印象を与えます。背景には鮮やかな自然の写真や清潔感のある客室の写真が使用されており、都市型ホテルでありながらもリラックスできる雰囲気を感じさせます。

知名度の高いホテルであるため、ホテル名で検索してそのまま予約するユーザーも多いと考えられます。ページトップから予約機能や宿泊プランの詳細にスムーズにアクセスできるため、初訪問者だけでなくリピーターにとっても利便性が高いです。

ダイワロイネットホテルズ

https://www.daiwaroynet.jp/

知名度の高い大手ビジネスホテルの中では、比較的シンプルなデザインが特徴です。白地にシンプルな黒のフォントが使用されており、読みやすさが重視されています。ゴールドの差し色も控えめに使われており、全体的に落ち着いた印象を与えます。

宿泊予約はヘッダー右端の黒いボタンとメインビジュアルの直下から確認できますが、どちらも目立ちにくく、見逃してしまう可能性がある点が改善の余地があります。

高級感のあるデザイン

カンデオホテルズ

https://www.candeohotels.com/ja/

高級感のあるホテル内装の写真がメインビジュアルに全面配置され、訪問者の期待を高めます。スクロール後も内装写真の明るい茶色が背景色として引き継がれ、高級感と温かさを感じられます。

メニューは右サイドに固定されていますが、項目数が多く、「エクスペリエンス」や「ディスカバー」など、一目では内容がわかりにくい表記があるため、メニュー数を減らし、ローカルメニューなどで分類を細かくする工夫があると、さらに使いやすくなるでしょう。

ホテルグランヴィア大阪

https://www.granvia-osaka.jp/

デザイン性よりも、プロモーションや情報伝達を重視した構成となっています。メインビジュアルではキャンペーン情報がスライドショー形式で次々に表示され、ホテルへの関心を引き立てます。

固定表示のチャットボットが設置されており、不明点を即座に解決できるため、初訪問者にとってもリピーターにとっても使いやすい設計です。

シェラトン都ホテル東京

https://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/

メインビジュアルには豊かな緑に囲まれた、別荘のような高級感あふれる情景が採用されており、上質な時間を提供する印象を与えます。

ページ全体はダークブラウンとベージュを基調とし、エレガントで統一感のある色調でまとめられています。情報量は多すぎず少なすぎず、適切に配置されており、詳細情報が必要な場合は固定表示されているチャットボットを利用して即時に解決することができます。

お洒落なデザイン

リソルホテルズ

https://www.resol-hotel.jp/

メインビジュアルにこだわりの見えるエフェクトを取り入れたデザインが特徴です。キャッチコピーが背景に設定され、ホテルでの情景を写した写真が全面に配置されています。スクロールすると写真が上下左右に移動し、メッセージが表示されながら詳細セクションへと移動する仕組みになっています。

エフェクトやイラストがセンスよく配置されており、国内外の観光客の関心を引くデザインです。ただし、リピーターにとってはエフェクトが煩わしく感じられる可能性があります。

all day place shibuya

https://www.uds-hotels.com/all-day-place/

シンプルながらもファッション性の高いお洒落なデザインが特徴で、メインビジュアルには心地よい日常のシーンが描かれています。ページ全体にホワイトスペースが効果的に使われ、情報が見やすく整理されています。

ただし、部屋の写真が少なく、拡大表示ができないなど、情報量が不足している点は改善の余地があると言えます。

和風のデザイン

京都第一ホテル

https://www.kyoto-1-hotel.jp/

フォントとレイアウトが京都の伝統を感じさせるデザインで統一されており、サイトを閲覧するだけで京都の雰囲気を味わえます。配色も白と青を基調としており、爽やかさを演出しながらも、控えめな色使いが落ち着きを与えています。

京都を訪れる観光客をターゲットにしていることが明確で、サイト全体にわたって京都の魅力が反映されています。下層ページも情報が充実しており、観光スポットや地域情報のサイトにも遷移できます。ただし、客室の写真が1タイプにつき1枚と少なめなので、写真を増やすことで利用者により安心感を与えられるでしょう。

Karakami HOTELS&RESORTS

https://www.karakami-kankou.co.jp/

メインビジュアルには美しい自然の風景やリゾート施設の写真がスライドショー形式で流れ、温泉旅行への意欲を高めます。メインビジュアルに重ねる形でメニューバーやキャッチコピーが配置されていますが、白色の細いフォントのため読みづらくなっている点が惜しいです。
ページ全体はモノトーンをベースにまとめられ、差し色として黄土色が使われており、和風なイメージと高級感を感じさせます。情報量も充実しており、大手グループの信頼性を感じさせます。

ビジネスホテル新須磨

https://shinsuma.com/

メインビジュアルでは、和風な旅館の写真を背景に、レトロでポップなロゴが重ねて配置されており、古き良き旅館の魅力を幅広い世代に伝えるデザインが魅力です。

トップページは、各種詳細ページへ遷移させるアイコンが整理されており、必要な情報を見つけやすくなっています。競合と比べて情報量はあまり多くはないものの、デザインや施設写真から親しみやすさ・温かさが感じられ、問い合わせのハードルを下げる効果が期待できます。

まとめ:ビジネスホテルのホームページは細かい気づかいが大事

一般的にホテルのホームページはおしゃれにきれいに快適に魅せるかに重点を置きますが、ビジネスホテルはまったく別物です。

快適さなどはもちろん重要ですが、それ以外にもアクセスや設備など、とにかく「必要な人がいる」ことを、しっかりと記載していくことが重要です。

それは例えば駅からの距離や交通手段であったり、アメニティであったり、コンセントの数や部屋のどこにコンセントがあるかまで記載する必要があるかもしれません。

とにかく気遣いが求められるので、運営会社様はもちろん理解されていると思いますが、制作サイドもしっかりとどのような利用者がいるのかを理解して制作支援をすることが重要です。

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